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近所にスーパーの無い地域に住むってホント不便!
住宅街には今や大きなスーパーマーケットの無い地域なんて、ほとんどないことでしょう。ところがことビジネス街に居住すると、信じられないくらいスーパーが無い地域が存在する。あるのは小さなコンビニぐらいで、ちょっとした食材などを買おうという日常のお買い物には、わざわざ都心から電車に乗って住宅街に行くか、てくてく相当距離を歩くしかないという不便さを強いられる。 これは男性にとってはあまり実感が無く、僕なんか「うーん、これぞ都心のロマンだなあ」などと呑気に東京タワーを眺めていていたりしたのだが、日々の生活をまかなっていかなければならない奥さんにとっては死活問題であって、近くにスーパーが無いことはすこぶる評判が悪かった。結果、宅配食材業者の「らでぃっしゅぼうや」などに頼まざるを得なかった。 よくもこんなところに10年近くも暮らしたものだ。僕の住む東京都港区六本木一丁目付近、(虎ノ門、麻布台あたり)というのは、高層ビルが建ち並ぶものの、あるのはスウェーデン大使館やスペイン大使館。サントリーホールにホテルオークラと、およそ生活感のない地域である。何も無い。ちょっとしたスーパーに行くために奥さんはてくてくと六本木の街を横切り、六本木ヒルズにあるスーパーまで足を運ばなくてはならなかった。六本木マルシェまでだって遠い。ましてやナニワヤにでも行こうものなら、麻布十番であるから電車に乗りたくなる距離だ。 10年暮らしてみて、ついに耐えきれなくなって住宅街へ引っ越すことをまじめに検討しはじめた。つい最近、幸い目黒の駅前に良い物件があったので、ここなら環境的にも買い物的にも問題ないだろう、ということで重い腰をあげて引っ越しを決意した。目黒駅前はスーパーの宝庫だ。やっと気軽に野菜や肉が買える、人並みの生活ができる。 それはいいのだが、なんという間の悪さだろう。10年間何も商業施設を作らなかったくせに、今年になってなんと六本木一丁目の駅ビルに、立派なスーパーが誕生したのだ。なんで今頃なんだ? 僕たちが引っ越すタイミングを見計らうかのように、六本木一丁目は変わった。