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感想メモ:脳は眠らない | 読書メモ保管所:うむらうす -annex
脳は眠らない 夢を生みだす脳のしくみ発売元: ランダムハウス講談社価格: ¥ 2,310発売日: 2006/03/16posted with Socialtunes at 2008/11/16 ★★★★★ 脳科学の歴史と現在に至る流れを、ジャーナリストである著者が研究者たちを取材し、まとめた本。 研究者が書いた本ではないので、一つの立場からの見方だけではなく、 複数の考え方について紹介されており(前に紹介した「夢に迷う脳」の内容も含まれている)、 意見の対立についても書かれている。 例えば、古典的なフロイト心理学派の夢分析と、精神医学からの夢の見方との対立など。 トピックとしては 夢が脳のどこから発生しているか 夢の持つ機能 明晰夢(「これは夢だ」とわかっている夢) など。特に夢の機能については一読の価値あり。 睡眠が、記憶の形成や学習に重要な役割を果たすのは広く知られている。 これは人間だけでなく動物にも当てはまるらしい。 例えば、鳥は眠っているときにも歌を歌い(脳の活性で測定)、 それによって上達しているそうだ。 人間も、音楽家やスポーツ選手は、練習の1,2日後にパフォーマンスが向上するが、 これは睡眠にが関わっているらしい。 夢は現実の復習やリハーサルでもあるのだ。 睡眠が大事だというのは誰もがわかってはいるだろう。 この本を読むと、なぜ大事なのか理解が深まり、また興味もわく。 夢や睡眠についての本の中でも、内容も網羅的でかつ読みやすい。 とてもおもしろかったので★5つ! 関連: 脳科学の本まとめ 記憶力を強くする ★★★★☆ 海馬/脳は疲れない ★★★★☆ 脳はなにかと言い訳する ★★★★☆ 夢に迷う脳——夜ごと心はどこへ行く? ★★★★★ その他の書評などはこちら。 →Socialtunes - haru