umurausu.info
感想メモ:日本の弓術 | 読書メモ保管所:うむらうす -annex
日本の弓術 (岩波文庫)オイゲン ヘリゲル岩波書店 1982-10-16¥ 518Amazon.co.jp で詳細を見る ★★★☆☆ 河合隼雄氏の推薦図書シリーズ。 日本にやってきたドイツ人の哲学者が、 日本文化への理解を深めるため、 弓術の師に弟子入り。 「弓を腕の力で引いてはいけない。 心で引くこと」 「手は離そうと思わない」 「あなたは無心になろうと努めている。 つまりあなたは故意に無心なのである。 それではこれ以上進むはずはない」 「矢は中心から出て中心に入るのである。 それゆえあなたは的を狙わずに 自分自身を狙いなさい。」 日本人であれば、なんとなく ああ、そういうものなのかな、 と受け入れそうなところもあるが、 ドイツ人は、理論こそが考え方のベースにある。 それはそれは、難題だっただろう。 著者は、結局5年以上弓術を学び、 免状を授かるに至っている。 その過程をたかだか60ページほどで辿るのは、 ほんの表面をなでたに過ぎないのだろう。 それでも、興味深い本だった。 日本の弓術 (岩波文庫)オイゲン ヘリゲル岩波書店 1982-10-16¥ 518Amazon.co.jp で詳細を見る