maltiman.com
トンフルエンザ | 山口良介のブログ
ヴィールスには相変わらずかなわない。 人は、風邪を気合いで治す、精神力で治せると思っている。 もしくはたたりであるとか、バチが当たったなどという。 でも、実際に風邪を治すのは、早く帰って寝る事である。 現実には目に見えないヴィールスが体内のミクロな世界で攻撃を仕掛けて来て、体全体を細胞レベルからダメにすることによって引き起こされることは事実であり、現代において常識である。 にもかかわらず、この見えない狂気は対処しがたい生命体として人類の前に依然、立ちはだかっているのである。 見えないのに、だ。 物事を考えるとき、人間の精神的な、ココロ的な要素をとっぱらって考える事はできない。 しかし、とっぱらって考えてみると、現実はそこにあり、確実に自分にぶつかってくる。 これを冷静に受け止めなくてはならない。テクノロジーの進化に関係なく、受け止めなければ成らない。 無意識を意識しなければならない。 人がこれだけ地球を行き来する現代。目に見えない小さなヴィールスの存在は潜在的な人間の恐怖をあおるのにもってこいだろう。だから日に日にヴィールスの話は熱を帯びてくる。当の患者の熱くらい急速に上がってくる。 「見えない」「倒せない」「最強」。三拍子そろったヴィールスは目に見えないという点で電子データや電波に近い。 それらが身の回りに飛び交う時代に生きているということも、皮肉かな人類は目に見えないものに翻弄され続けるのだ。目に見えるものはほんとうにわずかなのだと、認識をあらためるべし。 身体は認識しているではないか。