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インターネット上の情報は道端の石ころ、拾うか捨てるか? | 山口良介のブログ
IT化が進んで、情報は爆発的に増えて行き、人々はその取捨選択に翻弄されてしまっております。そして、世界総情報発信状態の現在では、何が信頼性が高くて、何が本当で、何が正確なのか...。その情報を扱う人にゆだねられる時代なのです。これだけ数多くの情報が巷にあふれているにもかかわらず、みな拾う石は同じ、といった現象を「象徴的貧困」というそうです。つまり、多様な情報を受け取れる環境にいながら、わざわざ同じ石をひろってみんなしていい石だと眺めているわけです。石はそこいら中に転がっているのに。 ネット上をすさまじい勢いで転がる石ころ、見向きもされず炉端に落ちてる石ころ。河原にいけば、無数の石ころ。巨大な岩石に遭遇することもあるでしょう。その場合は拾うというよりも、しがみつく、といった感じでしょうか。石は動かさなければ、ずっとそのまま。「バカの壁」の著者、養老孟司氏は、情報とは固定されており、凍り付いたかのごとく変化しないと説く。情報は情報になった瞬間から変わらないというのです。まるで自分が石を定めているかのように情報を拾うが、その情報によって左右されるのは自分の方なのだと...。子ー等がよく石を意味も無く拾ったりして、大事に持ち帰って来たり、ずっと握っていたりするコトがしばしありますが、それを見て、情報とは「石ころ」なのかもしれないとふと思いついたのです。ダイヤのように見えたり、はたまた、それを「汚いから捨てなさい!」と言う人がいたり。