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シフト休みの職場は本当に悪いのか
所謂オフィスワークに代表される土日休み、カレンダー通りに休める職場とサービス業のシフト制の職場ではどちらが働きやすいかと言われれば、ほとんどの人は前者と答えるだろう。現にシフト休みの会社は新卒から敬遠される傾向にある。 但しシフト休みにも長所があり、平日に役所の手続きや通院を済ませられるところである。自治体によっては土曜日も開所しているところもあるが、窓口が限定されていたり、混雑で時間がかかったりする。病院も同じである。どうしても土曜日に予約が集中してしまう。土休日に料金を割り増しする娯楽施設も少なくない。一人カラオケが好きならば、シフト休みの会社に就職すべきである。ATMの手数料を気にしないでいられるも地味に大きい。 ただ、やはり友人と休みが合わせづらいのは致命的である。産業の特性上、土日が書き入れ時なので、休まれるのは会社として困るのである。実際、休暇の届けを嫌そうな顔で受け取る上司を見ると、忙しさを言い訳にして友人に頭を下げたくなる。もっと悲惨なのはお互いにシフト制のときである。休みが合わず連絡が途絶えてしまった。他には、気を遣ってくれて自分のシフト休みに合わせて平日に遊んだこともあったが、自分の以外のメンバーが無職かフリーターであったのには、何とも言えない気持ちになった。 つまるところ、休日をどのように過ごすかによって変わってくる。独りでいるのが厭わないなら、シフト制の職場も選択肢に入るだろうし、友人や恋人とオフを満喫したいのであれば、避けた方が賢明であろう。しかしながら、面白いことに、シフト休みの会社で働いていても趣味や交友関係は大切にしている人は意外と多い。たとえ上司に嫌な顔をされても、この日だけは絶対にカレンダーを赤く染めてやる。そんな心構えがQOL(生活の質)を向上させる上で大切なのかもしれない。