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蓮田の防鳥ネットからオカヨシガモ救助 | Tori Note -茨城の野鳥観察日誌-
1/3 稲敷市で探鳥しました。 県南部の蓮田地帯を散策していると、否が応でも蓮田の防鳥ネットにかかった鳥の死骸が目に入ります。 ▼農道を移動していると何かぶら下がっているのが車窓から見え、また死骸かと恐る恐る凝視すると、まだ生きているオカヨシガモのオスであることがわかりました。 ▼すぐ手が届きそうな場所だったので、急遽レスキュー活動開始。 ▼引っかかってからまだ時間が浅かったようで、絡み方が複雑化しておらず、協力してすぐ外すことができました。 ▼瞳は光があって元気そうですが、水も餌もとれない場所で宙ぶらりんで暴れていたので、相当消耗していると思われます。 ▼現場は、商品価値のあるレンコンはない蓮田で、天井の防鳥ネットだけが外されずに残っており、脇から鳥が入り放題、また天井の防鳥ネットが袋状に垂れ下がって鳥がかかりやすくなっており、悪質な罠のような状態になっている蓮田でした。 ▼傷を確認すると、防鳥ネットが巻き付いていた部分が擦り切れて出血しています。 地面に置くと力強く羽ばたこうとするものの、飛ぶことはできない状態でした。 ▼年末年始で専門の獣医や鳥獣センターへ搬送も難しく、また移動でさらに消耗させるのもかえってよくないだろうということになり、薬局で買い求めた外傷用の軟膏を患部に塗って放鳥することにしました。 ▼わりと落ち着いているオカヨシガモ氏。 ▼カモが大集合している川辺にオカヨシガモを連れて行くと、手で掴んでいられないほどに「早く放ってくれ」と暴れだし、放鳥すると一目散にカモの仲間たちの中へと消えて行きました。 やはり飛ぶことはできないようでしたが、餌をとって生きていくことはできるはずです。 ▼現在県南部では、鳥の食害を防ぎ、なおかつ鳥の命を奪う罠にもならない、低い位置に直置きするネットが普及し始めています。(写真) この直置きネットをスタンダードとして普及させるべく、日本野鳥の会茨城県では、2月末まで県議会議長宛の請願書に添える署名を集めています。 尊い命が奪われ続ける防鳥ネットを放置しておくことは、人として到底許されるものではありません。ぜひ署名へのご協力をお願いいたします!(署名の方法はここをクリック)