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『三度目の殺人』と僕らのエチカ
是枝監督の映画『三度目の殺人』は、真実はどこにあるのか?それを問うこと、真実から目を背けないことが描かれている作品であった。 だからこそ、エクリチュールとして法治国家の欺瞞的なヴェールをぬぐい去るところがあった。 他方、こうも思った。 僕がティーン・エイジャーの頃にこの映画と出会えていればと。 だが、理解できなかっただろう?そうかもしれない。 けれども、中高生や法学部に受かったばかりの学生に『三度目の殺人』を見てもらうのはアクチュアルな意味で教育的な価値があると思うのだ。 それはある意味でリーガル・マインドを捉えることであるし、エチカを理解することにつながると思う。 もし、彼らに語れる