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『サルトルの世紀』から考える。 - ハイデガー問題メモ -
『サルトルの世紀』という本を読んでいる。 サルトルと20世紀、その時代と思想について書かれた本だ。 注釈を抜いて全体で800ページ、まだその3分の1程度を読んでいる段階なのだが、第1章「世紀人」の末は50ページばかり「ハイデガー問題メモ」としてハイデガーの思想とその問題について描かれていた。 ハイデガーについてのテクストを読んで思うのは、ハイデガーの思想のその危険性というのは両義的であって、その危険はむしろ僕らが求めなくてはいけないところにあるということがある。 それは、本来的なあり方・非本来的なあり方という考え方だ。 三島由紀夫は昭和45年に以下のような文章を残している。 「私はこれ