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Story | カリンの宿(花梨客棧)
台南市出身で日本好きなカリン先生は、高校卒業後に澎湖の大学(澎湖科技大学)に入学しました。それが澎湖との出会いです。 澎湖で生活しているうちに、その自然の美しさや文化などに触れ次第に澎湖を好きになっていきました。 大学を卒業後、ひょんなことから澎湖島にその当時唯一の中国語学校である阿甘語言學校で日本人に中国語を教えることになりました。 もともと大学で外国語科を専攻していたのと、自らの努力により先生としての実力と実績を重ねました。 ところが、2015年のこと。 その阿甘語言學校は閉校することになったのです。 カリン先生は、職を失うことはもちろんですが、何よりも日本人と授業を通してコミュニケーションを取ったり、授業後に島を巡ったりして交流することができなくなるため、それなら自ら宿を作って日本人との交流を続けるしかないと決意しました。 学校ではなく宿にしたのには、今まで通り日本人と授業を通してコミュニケーションを取ったり島を巡ったりして交流することのほかに、中国語を学ぶ目的でない人達にも澎湖の美しさや素晴らしさを宿に来ていただいたお客様に紹介したいという理由があります。 また、昔カリン先生が澎湖で知り合った方で、また澎湖に来たいという方でも気軽に来られるようにしたという理由もあります。 何とか場所と宿の一通りのレイアウトも決まり、着工し始め、もうすぐ宿が完成しようという時に、阿甘語言學校は諸事情により閉校しないこととなりました。 それで、カリン先生は申し訳なさと気まずさを感じました。それは、状況的にカリンのお宿は阿甘語言學校の競合他社になってしまうのではないかという考えからでした。 でも、ある日阿甘語言學校の奥さんから、手が空いている時に手伝ってもらえないかと打診がありました。 また、阿甘語言學校のオーナーはこちらでも中国語を教えている事実は知っているようでした。 カリン先生はその時ホッと胸をなでおろしました。今までの不安な気持ちや後ろめたさなどの肩の荷が下りた瞬間でした。 その後、カリン先生は阿甘語言學校の先生が足りない時にヘルプで授業を教えたり、阿甘語言學校の生徒とこちらのお客様との交流も良く行われています。