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【初・中級者向き】トランプ支持基盤が下落 「何か」が起きる2月 | ジャイコミ
女優グレン・クローズが本年度のゴールデン・グローブ主演女優賞を獲得した話題作が公開され、さっそく観た。「天才作家の妻―40年目の真実」だ。 作家宅にノーベル文学賞受賞の吉報が届く、作家夫妻は息子とともに式典に参加する。そこに作家の経歴や能力に疑問を持つ記者が夫婦の秘密を執拗に探り始め、長年ひた隠しにしてきた事実が明らかになってゆく。妻が夫のゴーストライターとして支えてきたことだ。 晴れがましい場に引っ張り出されて、いろんな秘密がばれる、という話はよく聞く。 1月20日に治世3年目を迎えたトランプ大統領。すでに再選に向かってエンジンを全開しているが、ご存知の通り逆風が続出している。株価下落、ロシアゲート、公職選挙法とトランプビジネス、女性関係、民主党多数の下院を率いるペロシ議長との対立激化、最長記録を更新した部分的閉鎖とトランプにとっては屈辱的な再開などなど。 これに2月下旬と取りざたされているムラ―特別検察官の報告書が発表される。最近の世論調査では中道からやや左とみられているクイニビアック大学、ABCとワシントンポストでは「支持」が38%で「不支持」は57%から58%。 では、なぜか。 「政府閉鎖が起こった元凶はトランプ」という認識が一般化したところに、トランプは「政府職員はどうせヒラリーに入れた連中さ」という暴言が人気下落に拍車をかけた。 首席補佐官のケリー氏が去り、ヒックス広報部長もいなくなったので、トランプ大統領の岩盤とされてきた支持基盤が低下を始めている。 トランプ公認とされるラスムッセン調査では最近1月19日の数字は1か月前に比べて激減。「支持する」は7%減の43%、「支持しない」は9%増の57%である。 広く知られている「リアル・クリア・ポリティックス」の一流調査の平均値では41・8%。トランプお好みのFOXニュースでは「支持」43%に対し「不支持」が実に54%。前記した高官がいなくなってから、トランプ・ツィッターが一段と、稚拙でグレードの低いものに変わった。ツィッタ―を武器に使えなくなっている。 この有利な状況を見て民主党の有力政治家が続々と2020年の大統領選挙へ出馬を決めつつある。 東北部リベラルの旗手エリザベス・ウオーレン、カリフォルニアの人気司法長官カマラ・ハリス、ニューアーク市長から転じたコリー・ブッカー。(敬称略)