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シシトウガラシ(獅子唐) - チリチリマガジン
スコヴィル値 0 SHU原産地 日本 獅子唐はその豊かな風味と多様な調理法によって古くから日本料理の中に息づいてきた、日本原産のトウガラシです。基本的に辛さはまったくありませんが、時折ビックリするほど辛いものに当たることがありますよね。今回は「食のロシアン・ルーレット」とも呼ばれる獅子唐の秘密に迫りましょう。 名前の由来は? シシトウガラシの名前の由来は、その外見です。 一般的な獅子唐は5〜10センチの長さでほっそりとしています。皮は薄く光沢があり、僅かにシワがあります。先の部分は多くのトウガラシとは異り、膨らみがあり、先端は平たくなっています。そしてそのシシトウガラシの先端が獅子の頭(口の部分)に似ていることからこの名前が付いたと言われています。名前も正式には「獅子唐辛子(シシトウガラシ)」と言いますが、略称の「獅子唐(シシトウ)」の方が広く浸透しています。 シシトウガラシの辛さの理由は? 獅子唐はナス科トウガラシ属に属しますが、その中でも甘トウガラシ(唐辛子甘味種)と呼ばれる辛味を持たないトウガラシの一種です。アメリカではこうした品種はスウィート・ペッパーと呼ばれ、ピーマンやパプリカなどもこれに属します。 獅子唐は独特な香りを持ち、その風味は僅かに燻したような苦味と甘味があります。一般的な獅子唐のスコヴィル値(辛さを表す数値)は、四捨五入するとパプリカと同じく0 SHUなので辛味は全くありません。ですが、先ほど述べたように獅子唐には時期によりますが5〜20個に1個の割合で辛いものが混ざっていると言われます。辛い獅子唐ができるのはなぜなのでしょうか? その理由はストレスです。人間は過酷な状況下にあると緊張や防衛本能で身が固くなり、意識もトゲトゲとしてきますよね。トウガラシも人間と同じでストレスを感じやすく、高温や極度の乾燥など、生育の過程で負荷がかかればかかるほど辛味が増すのです。ちなみにシシトウガラシと真逆の激辛トウガラシを栽培する場合、非常に高い負荷を与えることによって辛味を人為的に増すことをしています。