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シャイ
「関西のどちらのご出身なのですか?」 ライブイベントで森崎君というドラマーに声をかけられました。 リハーサルで、メンバーに私が関西弁で話しているのを聞き、興味を持ったそうです。 会話を交わしているうちに母校の所在地と森崎君の出身地が同じだったことが発覚しました。 森崎君は20代のときに、言葉もままならないまま、ジャズを極めたくて単身ニューヨークへ飛び込んだそうです。 ニューヨークでは知らない中国人とルームシェアしていたこと。7年間過ごす中で音楽家としての信頼を勝ち取っていったこと。 こちらからも色んな話をしました。初対面なのに打ち解けられたのは関西人同士ということもあるかもしれません。 「音楽は競争ではなく、強調である」 ジャズの帝王マイルスデイビスの言葉です。ジャズの演奏では初対面同士ということもよくあります。 気さくに話かける森崎君は協調性があるのはもちろん、どこでもいつでも同じ態度なのでしょう。 概して日本人は「シャイ」な人が多い。 「シャイ」を克服したいと思っている人は多いけれども、「アイツはシャイだから」で許されるムードがあるのもまた事実。 提言します。 「シャイは許さん!」 「シャイ」というのは、「幼稚な自意識」の現れです。幼児でさえ人見知りをします。 隣のオッチャンとハグしろとまでは言いませんが、目が会えば会釈できる世の中になれば、これほどのセキュリティはありません。 「シャイ」に隠れこむ態度から、その人物が「敵」か「味方」かを判定することはできません。 森崎君は、人柄同様ドラミングも唸るほど素晴らしいものでした。 原田文植 ■原田文植 著作 「病は口ぐせで治る!」 フォレスト出版 Amazon Kindle