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米ペンギン・ランダムハウスが片手で読める新しいフォーマットを実験
 米出版社最大手のペンギン・ランダムハウス傘下のインプリントであるダットンがベストセラー作家ジョン・グリーンの作品をボックスセットにしたミニ・ブックスの第1弾を発売したとニューヨーク・タイムズ紙が伝えた。 ダットンのYA部門の会長兼発行人のジュリー・ストラウス=ゲーブルは、オランダで人気のあるdwarsliggersと呼ばれる縦型のフォーマットを見た途端ピンと来て、アメリカでもどうやったら作れるか検討し始めたと言う。 第1弾はYA小説で人気のジョン・グリーンの既刊済みの4タイトルで、大きさは携帯電話ほどで、薄い紙に印刷してあるため薄くできている。テキストは背表紙に対して平行に組まれ、片手で持ててスマホをスワイプするようにページがめくれるようになっている。 もしこれが定着したら他の出版社も追随し、出版そのものが様変わりし、人々の読書形態を一変させてしまうかもしれない。ヨーロッパでは既にこの10年ほどで珍しくなくなり、ダン・ブラウンのベストセラーからアガサ・クリスティーの古典までがこのフォーマットで出ており、1000万部が売れたという。 関連リンク ニューヨーク・タイムズの記事