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「ニコニコ書籍」が「BOOK☆WALKER」へ統合、ユーザーがこれまで購入した作品はすべてそのまま移行
 株式会社ドワンゴは9月14日、同社が運営する電子書店の「ニコニコ書籍」アプリを、株式会社ブックウォーカーが運営する電子書店の「BOOK☆WALKER」アプリへ統合することを発表した。9月25日で「ニコニコ書籍」での電子書籍販売は終了する。「ニコニコ書籍」のユーザーは、これまで利用していたニコニコアカウントで、そのまま統合後の「BOOK☆WALKER」が利用できる。 「ニコニコ書籍」は、2011年11月に「ニコニコ静画」の電子書籍コーナーとしてスタート。「ニコニコ動画」と同様に、コメントを投稿して閲覧者全員と共有できる機能が特徴的な電子書店だった。当初は提携先の「BOOK☆WALKER」で購入した書籍の閲覧とコメント付けなどが可能だったが、2012年10月24日から「ニコニコ書籍」で直接電子書籍が購入できるようになった。 ブックウォーカーは2005年12月に設立された、KADOKAWAグループのデジタル戦略子会社。「BOOK☆WALKER」は2010年12月にオープンした電子書店で、当初はKADOKAWAグループ10社(当時)のコンテンツだけを配信していた。現在はグループ外の出版社との提携も拡大し、総合型の書店として展開されている。 ドワンゴとKADOKAWAは、2010年10月に包括的業務提携、2011年5月に資本提携、2014年5月に経営統合による持株会社・カドカワ株式会社を設立している。「BOOK☆WALKER」と「ニコニコ書籍」は経営統合前から展開されていたため、結果的にグループ内で2つの電子書店が別々に運営される状態になっていた。ただし「本棚連携」によって、KADOKAWA系の対象作品であればどちらの電子書店で購入しても、相互連携により閲覧が可能だった。 「ニコニコ書籍」は2017年9月に、Adobe Flash Playerビューアを廃止するリニューアルを行い、同時にコメント機能を廃止。アプリの配色やロゴなどは従来のものが踏襲されていたが、メニュー構成など中身は「BOOK☆WALKER」と同じものに切り替えられており、開発リソースの集約が図られていた。今回の統合により、運営リソースも集約されたことになる。