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ファシスト団体がロンドンの書店を襲撃
 ロンドンのブルームズベリーに店を構えるBookmarksは、英労働組合会議が所有する国内最大の書店だが、この週末4日、閉店間際にマスクを被った10数人の極右のファシスト集団に襲われた。彼らは書店員や客を脅迫し、本や商品を投げ散らかしたため、ロンドン当局が駆けつける騒ぎとなったと複数の英メディアが報じた。 幸い怪我人もなく、誰も逮捕には至らなかった。反レイシズム団体のStand Up To Racismによると、その集団は「British Bolshvik Cult」と書いた紙を掲げたり、そのうち1人は米大統領ドナルド・トランプのお面を被っていたという証言が寄せられたとSky Newsはサイトで伝えている。 書店のマネージャーであるデイビッド・ギルクレストは「急進的な書店が襲われたと聞けば、歴史を知る者なら戦慄するだろう。かつてナチスも人種サベス主義やファシズムに対する急進的な考えを畏れ、書籍を標的にしたが、それは今も同じで我々も一致団結していかなければならない」とコメントし、国際社会主義団体もこれに賛同を表明している。 英書店協会(The Booksellers Association)は声明で「書店は安全な場所であるべきで、歴史的にも虐げられた者が苦難を乗り越える拠り所となってきた特別な場所で、こういった暴力に晒されることがあってはならない」と声明を発表した。 Ukip(イギリス独立党)は今回の事件に党員が関わっていたとして、調査を進めるとともに指導者候補を含む3名を除名したとタイムズ紙は伝えている。 関連リンク インディペンデント紙の記事 Sky Newsの記事 英ブックブランチの記事(有料)