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忘れられない人々 7.東京からの小包
 叔母の婚約者のOさんと別れて仙台駅から帰途に着き、普段通りの生活に戻ってから間もなく、叔母が東京で箱に詰めてくれた荷物が届きました。  茶の間の電気の下で、茶色い段ボール箱を開けていた母を囲んで正座していた姉妹たちは、丁寧にテープをはがし終えた母が、蓋を開けてついに中身が見えるようになると、急に身を乗り出して箱の中をのぞき始めました。  母は、あちこちに折り目がついている包装紙にくるまれた…