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僕を目覚めさせた仏陀の言葉
基本的に日本に伝わっている仏教は、ほぼすべて北伝仏教(大乗仏教)と呼ばれるものであり、アフガニスタンから中央アジア、古代中国を経由して日本に取り入れられたものです。これに対してタイやスリランカで信仰されている仏教は、南伝仏教(上座部仏教)と言われるもので、私たち現代の日本人にはほとんど馴染みがありません。 この上座部仏教を体験する機会を、2005年の秋、僕が45歳の時にスリランカで得られました。ざっくり言うと、信仰する多くの人が救われる大乗仏教に対して、上座部仏教は修行を積んだものだけが目覚め救われる、というものです。僕はスリランカで3週間、アーユルヴェーダと呼ばれる仏教系のオルタナティブ医療を施術されました。その際に、形だけですが3日間の断食、サンダルウッドの下での座禅、瞑想などを行いました。 そこはドイツ系の施設で、英語もあまり通じませんでしたが、「考えるな。感じろ。」というスタイルだったので、特に不便は感じませんでした。自分なりの瞑想を終えた直後に、あるチャンスを利用して、英語に翻訳された南伝仏教の「奥義」のような言葉を僕は手に入れ、大急ぎで手書きでメモを取りました。当時の日記にも書きましたが、以下にそのメモを紹介しておきます。 1 Always live happily. 2 Develop a simple way of life (lighten your life). 3 Do no take up too much work. 4 Do not make life a burden. 5 Calm your senses such as eyes and ears. 6 Live wisely. 7 Do not become a person who is only attached to worldly affairs (Live consciously). -LORD BUDDHA このシンプルな言葉は、大乗仏教に慣れた日本人には、あっけないほど簡単ですが、上座部仏教として仏陀の言葉を世界に伝えたい、と考える南アジアの僧侶たちがたどり着いた一つの真理であると僕は感じました。そして45歳の僕は、この教えによって救われる、という直感的なインスピレーションを、生まれて初めて受けたのです。