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計画倒産のようにアベノミクスで日本を財政破綻させる、この道しかない
今どきアベノミクスで日本が財政再建できるとは、誰も信じていないでしょう。トリクルダウン理論なんて資本主義の最盛期ならまだしも、資本主義が終焉を迎えている現代において、陳腐なごまかしにすぎないことぐらい僕にだってわかります。昨年末の衆議院議員総選挙で「この道しかない!」と安部首相は言いました。アベノミクスを続けていいかどうか、国民に言質をとったわけです。たった17パーセントの票数ですけども、多数決によって国民はGOと言ったことになりました。安部政権はこれで大手を振ってこの破滅への道を歩み「何が起きても国民の皆様の選択ですよ」と責任逃れができるわけです。 何が起きるのでしょう。ズバリ日本国債のデフォルト(借金帳消し)という平成の徳政令です。それが念頭にあるからジャブジャブと国債を発行して日銀に買い取らせ、日本銀行券すなわち現金を増やしているのだ、という大胆な仮説を立てました。それで実体経済が回るのなら、それでいいではないか、という財務省官僚側の考えもあるのかも知れません。ジャパニーズ円をデフォルトしようとしたら国際金融が出てきて、日本は従わざるを得ませんが、ほぼ全額を日本人が持っている日本国債なら、チャラにしてもあまり外国から文句はでないというわけです。 国債を持っているのは資産家か銀行などの金融機関、大企業、そして年金機構です。10億の預金のあった人が突然5億に目減りしたとしても、暴動は起きませんが、月30万の給料をもらっていたサラリーマンに翌月から賃金不払いという事態になったら暴動が起きます。そうです。ソフトランディングを狙うべきなのです。年金機構がデフォルトのパンチをくらうと、年金崩壊ということになり、年金生活者には厳しいのが難です。セーフティーネットを考えておかなければ、姥捨て山計画になってしまいます。 「国破れて山河あり」という言葉があります。城は滅んで財産もない焼け野原となろうとも、山から川は流れてくる。山を切り開き農地を開拓すれば日本人は生きていける。現に太平洋戦争の後も焼け野原から復興を遂げたのです。アベノミクス崩壊後の日本はまさしく、国破れて山河あり、になるでしょう。戦後のドサクサのようになるかもしれません。それでも勤勉な日本人は残ります。明日も農地を耕し、明日も工場は動かし、明日もトラックは走ります。それが山河です。それだけは止めてはいけない。