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シンシナティ時代のラフカディオ・ハーン:異色ジャーナリストの誕生 その世界観をさぐる | 八雲会 | The Hearn Society:小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の研究・顕彰
作家以前のラフカディオ・ハーンの知られざる一面を解明した意欲作 あの小泉八雲の形成期はこの町にあった。 ここを語らずして、ハーンを論ずるとはできない。 八雲会会員のロジャー・S・ウィリアムソン氏(北九州市立大学准教授)の博士論文『シンシナティ時代におけるラフカディオ・ハーンの基本的見解の展開と実現』(原題:Rodger S. Williamson, Lafcadio Hearn's Development and Realization of Fundamental Points of View during his Cincinnati Period, 2005)日本語訳。訳者の常松正雄氏は島根大学名誉教授。 ウィリアムソン氏のこの論考は、ラフカディオ・ハーンがシンシナティでジャーナリストとしての活動を行った時期に、生来の鋭い感受性を以て、当時のアメリカの人種問題や社会の様々な問題にどのように反応したかを、これまで未刊の資料を数々提供しながら、分析・検討したものであり、ハーンのアメリカ時代、特にシンシナティ時代に新たな光を当てた貴重な研究である。 (「訳者まえがき」より) 目次 訳者まえがき 原著者のことば 「八雲会」序  川津啓義(八雲会会長) 推薦のことば  福澤清(熊本大学教授) 序論   ラフカディオ・ハーンとはいかなる人物か?   シンシナティ時代の未刊行新聞記事の重要性   序論の注 第1章 若きハーン   1.1 多事多難な子供時代   1.2 これまでの未刊行記事の重要性——新聞記者の始まりと初期の論評   1.3 第1章の注 第2章 新聞記者流の調査   2.1 人種差別主義者の編集者たち   2.2 多様な文化と社会悪   2.3 アフリカ系アメリカ人と公民権   2.4 第2章の注 第3章 啓示:シンシナティからの脱出 そして最後は日本へ   3.1 ジョージ・W・ケーブルと解放奴隷の権利   3.2 少数派理論の擁護   3.3 日本人としての自由   3.4 第3章の注 結論   伝記作家たちとタブー扱いの主題   現代アフリカ系アメリカ人研究への貢献   日本でアメリカを省察   失われた遺産の探求   結論の注 付録:未刊行資料のファクシミリ 参考文献 訳者あとがき 索引
八雲会 (The Hearn Society)