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イラストでわかる疲れないカラダの使い方図鑑 【 感想 | 書評 】
日常生活の中の様々なシーンを具体例に「からだの意識を変えて、楽になるコツ」をビジュアルと文章で教えてくれる本です。例えば、ドアを開ける時は、足裏から手まで力が伝わるルートをイメージする、的な描写があり、合理的で自然な体の使い方のヒントが満載です。本質的な解決を志向する本なので、この本の身体に対する考え方そのものをインストールできると人生が変わる可能性があります。 イラストでわかる疲れないカラダの使い方図鑑posted with ヨメレバ木野村 朱美/中村 知史 池田書店 2018年11月19日 AmazonKindle 図書館 好んで疲れている人たち スポーツクラブなどにいくと、一定数存在しているのが「体を鍛えることより、汗をかいてやった感を得ることが、目的になってしまっている人たち」です。努力したという満足感を得ることが目的になってしまっている状態というのは、せっかくいい習慣をもっているのに非常にもったいない状態です。 もちろん、「気持ちよく汗をかいて、やった感を楽しむ 」が目的で運動をする時間そのものはあっていいと思います。ただ、せっかくやるなら、「より合理的な動き、より効果の出る動き」を追及するほうが、成果を実感できる場は増えると思います。 他人の話だと「無駄に疲れるだけで、効果がないことをしている」というのは分かりやすいですが、自分の話だとなかなか分かりにくいものです。この本は、自分が無意識に「(無駄に)疲れやすくなる習慣」を持っていないか、という姿勢でチェックしてみると非常に面白いと思います。 運動不足だけが原因ではない 疲れやすくてつらいというのは、 1.体の使い方というソフト面の問題 2.体の状態というハード面の問題 この2つにわけて整理することができます。 この本は1のほうにアプローチする本です。華やかさはありませんが、実際にからだの悩みがある人には必読になるタイプの本といえるでしょう。 検証を繰り返す大事さ たとえば、立つ時に「やや前傾で親指の母指球あたりに重心をかけるのがよい」的なことを整体の先生に言われたとします。ただ、実際には土踏まずの直下にストーンと体重がのっているほうが楽かもしれません。 ウォーキングの先生に 「かかとから着地が美しい」と言われたとして、自分的にはそのイメージで歩かないほうが客観的には美しく見えるかもしれません。