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第3回 「冥王星」 | SPICA
こんにちは! 第3回のリレー記事を担当する天体物理局の小形美沙です! 高校生の皆さんは、9月に入って新学期を迎えていることと思います。これからのシーズン、文化祭や体育祭などの行事が待っているという人も多いのではないでしょうか?たくさんの友達と、こういった時間を過ごすのは今だからできること。最高の思い出を作ってください! ____________________ さて話は変わりますが「水金地火木土天海冥」もしくは「水金地火木土天冥海」という語呂を耳にしたことがあるという人は多いと思います。 言わずと知れた、太陽系の惑星の並びを示しているものです。そして、2006年8月24日に冥王星が太陽系の惑星という分類から外されたということも有名でしょう。 冥王星の発見は1930年にアメリカの天文学者、クライド・トンボーによるものでした。 冥王星は、地球の衛星である月や、木星の衛星として知られるガリレオ衛星よりも小さい天体です。これは当時予想されていた冥王星の大きさよりも小さいものでした。 その後、観測技術の向上によって、海王星よりも外側の軌道に冥王星に類似した小さな天体が多数発見されたことなどから、正式に惑星の定義が定められ、冥王星はそれに該当しないということで太陽系の第9惑星ではなくなってしまいました。 今回は冥王星を発見した場所に注目したいと思います。 それは、アメリカのアリゾナ州、フラッグスタッフという都市にあるローウェル天文台で、これはアメリカの天文学者、パーシヴァル・ローウェルの設立したものです。 フラッグスタッフは標高の高い都市で、乾燥した気候もあり、観測を妨げる電波などが少ないことなどから天文台を作るのに適した土地でした。 また、フラッグスタッフは国際ダークスカイ協会というNPO法人から2001年に国際ダークスカイ都市に指定された都市でもあります。街灯やネオンを制限することで、フラッグスタッフでは夜の暗さを保護しているのです。 夜の電灯などの光が明るすぎるということはよく言われることで、都市部では特に、その明るさは際立っています。 国際宇宙ステーションから撮られた夜の地球の写真を見たことがある方も居ると思います。都市部では眩しいほどに明かりがついていることが一目瞭然です。