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差別 | Harmonista
昨日は、南アフリカでアパルトヘイト政策撤廃のために活動したカリスマ的指導者であるネルソン・マンデラ氏の誕生日にちなんでできたネルソン・マンデラ国際デー。 Googleのロゴもそれにちなんだものになっていましたね。 アパルトヘイト政策が完全撤廃されてから、まだわずか20年。 未だに人種だけでなく、いろいろな差別が残っています。 どうして、同じ人間でありながら「差別」という問題が出てくるのでしょうか? マーティン・ルーサー・キング牧師の暗殺をきっかけにジェーン・エリオット先生が1968年4月に始めたこの実験的授業。理不尽な差別を子供たちに実感させるこの授業。 たぶん、現在の日本では、まず実施することは難しいでしょう。 クラスの生徒を青い目と茶色い目に分けます。 先生は青い目の人は優秀であるとして、青い目の子をひいきします。 すると翌日には、茶色の目の子供たちは、やる気をなくし、青い目の子供たちは茶色い目の子供たちをバカにするようになります。 ジェーン・エリオット先生によると「賢くて仲が良かった子供たちは、たった15分で別人のようになった」そうです。 そこで、その翌日、先生は「青い目の人が優秀だと言ったのは間違いでした。本当は茶色い目の人が優秀なのです」と告げます。そして、今度は茶色い目の子をひいきします。 するとダメな子だと言われてた時には5分30秒かかった問題が、優秀だと言われた時には2分30秒で終えたそうです。優れた人間だという意識が子供たちの能力を高めたということです。 そして逆に、優秀だと言われた初日には3分しかかからなかった問題が、ダメな子だと言われた翌日には4分18秒もかかりました。 そして、翌日、その後で差別を受けた時どういう気持ちになったのかをシェアし、差別をすることをどう思うかということを話し合ったのです。 子供たちは、人種差別がいかに理不尽でばかばかしいことなのかということを体感したのです。 私たちは、人種という枠ではなくても、なにかにつけ優劣をつけることがあります。 そこにあるのは単なる特徴や個性でしかないのに。 実験動画はこちら 実験動画では、大人になった当時の子供たちが集まって当時の様子を笑いながら見ています。