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『ロミジュリ(複)』埼玉公演2日目、こみ上げる「マジか⁈」
「秋の3連休ウイークその1」がスタートした2018年9月15日(土)、 この日早くからかなりの雨量をもたらした雨雲も去った与野本町の午後5時。 彩の国さいたま芸術劇場〈大ホール〉で 『ロミオとジュリエットたち』埼玉公演2日目を観てきました。 この日に至るまでの金森さんのツイートや 前日の公演をご覧になった方々のSNSなどから 色々変更点もあるだろうことは予想していたのですが、 それでもそんな予想を上回る程に、あちこち手が入っていて、 「えっ、マジか⁈」となってしまいました。 特に、作品の根幹に関わる「ある関係性」を より明確化して前面に押し出した部分など まさに驚きを禁じ得ませんでした…。 7月の新潟、富山、静岡から、シーズンを跨いで迎えた埼玉3daysも、 いよいよ明日が大千秋楽。 もう1日残っていますし、 明日また変わる部分もあるかもしれませんから、 今は詳しくは書きませんが、 観る都度、刷新される舞台はまさに「生々流転」。 作品から響きだす声に耳を澄まし、 自ずと見えてくる世界に目を凝らし、 常にとどまることを知らず、 理想の舞台を追求してやまない金森さんの飽くことなき姿勢に、 これまでも、そしてこれからも、この人からは片時も目が離せない、 やはりこの人について行こう、 そんな思いがいや増すこととなりました。 シェイクスピアが書いた、年端の行かぬ若者ふたりの 「ボーイミーツガール」的な恋とその後の運命を描いた あまねく知らぬ者などいようのない周知の枠組みに、 金森さんによる、今日的な問題系を踏まえた重ね書きが施され、 より緻密で重層的に立ち上げられた時空は、 そこにジュリエットが複数いるだけでなく、 恐らくみんなの共通認識のなかの姿より齢を重ね、ある種「拗ね者」と化したロミオがいて、 更に、「自然の力は偉大」としながらもそれに挑まんとする 医師ロレンスとその被造物ロザラインまでが配されることで、 原作にはない、怪しいほの暗さを纏って私たちを魅了します。 7月には唯一無二と承知していた筈なのに、 約2ヶ月の間をおき、大幅な変更を伴い、 装いも新たに、私たちに届けられたこちら埼玉の舞台は、 より一層の熟成、或いは深化を感じさせるものになっていました。 この日は第一部の終わりにも拍手が起こりましたし、終演後送られた拍手は途切れることを知らず、