noism-supporters-unofficial.info
『ROMEO & JULIETS』メディア向け公開リハ、目の当たりにしたのは溢れる野心
前夜、蹴球の世界最大イベントにおいて、 我が国代表が、フェアプレーを巡るレギュレーションで予選を勝ち上がったことに対し、 「そもそも蹴球におけるフェアプレーとは何か」を問う姿を装いつつ、 ありとあらゆる場所から湧き上がる毀誉褒貶に接して、 正直、少なからず、困惑を覚えながらも、 しかし同時に、この時代にあってなお「侍」と称される者たちが 少なくとももう一度「世界を驚かす」機会を手にし得たことには 安堵と喜びを感じるという、複雑な心持ちで迎えた2018年6月29日(金)午後3時、 りゅーとぴあ・劇場の舞台で、 Noism1×SPAC劇的舞踊Vol.4『ROMEO & JULIETS』のメディア向け公開リハーサルを見せて貰い、 引き続き、金森さんの囲み取材にも参加してきました。 有名な「4大悲劇」もあるお陰で、物騒にも「ひとごろしいろいろ」として記憶される、 1564年(生年)から1616年(没年)を生きたウィリアム・シェイクスピア。 世界的に知らぬ人のない彼の400年以上前の戯曲が、 彼の生地ストラトフォード・アポン・エイボン(エイボン川沿いのストラトフォード)ならぬ、信濃川沿いのりゅーとぴあから、 今、金森さん+Noism1+SPACによって新たな息吹を吹き込まれ、 全世界に向けて発信されようとしています。 この日、メディアに公開されたのは、 先日、活動支援会員およびサポーターズにも公開されたのと同じ第一幕。 もとの戯曲で言えば、「第二幕・第二場」として知られる、 有名な「バルコニー」の場面までとなります。 (もっとも、今回の翻訳テキストをものした河合祥一郎氏によれば、 緞帳などなかった時代のシェイクスピアその人は 幕場割りを設けたりしてはいなかったそうで、 そのため、舞台の流れは、変にリアリズムを追求することなく、もっと自由に クロスオーバーしたり、ワープしたりなどしながら移り変わっていくのが常で、 近代劇に慣れた私たちの目には「大胆」に映るものであっただろうそうですが…。 *角川文庫「新訳・ロミオとジュリエット」の訳者あとがきを参照されたい。) この日は、照明も入り、衣裳あり、装置や小道具ありで見せていただきました。 なにより、衣裳の別が明らかにするのは、モンタギューとキャピュレットの区別ではなく、 更に重要な「別の関係」の区別。