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Noism1『Liebestod −愛の死』プレス向け公開リハーサル&囲み取材に行って来ました
Noism1ダブルビル公演の初日を8日後に控えた2017年5月18日(木)、 りゅーとぴあ・劇場での新作『Liebestod - 愛の死』プレス向け公開リハーサルと それに引き続いて行われた、金森さんの囲み取材に参加して来ました。 午後3時を少しまわり、劇場内へと促され、 客席に腰を落ち着けて前方を見やると、 既にふたりの舞踊家はステージ上にいて、 動きや立ち位置を確認していました。 正面奥の金色(こんじき)の手前、黒い床面の上、 金色の髪に白い衣裳、或いは黒髪に白い衣裳が目を奪います。 今回、大役を務める若い舞踊家(吉﨑さん)が目や口を思いっきり広げ、 表情筋を大きく動かすことで、緊張や体をほぐそうとするなら、 成熟した舞踊家(井関さん)は照明スタッフに語りかけ、 両手を腰にあてて大きく頷いています。 客席に身を沈めた金森さんの「いきましょう」と囁く声が聞こえたかと思うと、 本番さながらの照明と音楽が訪れ、通しの公開リハーサルが始まりました。 リハーサルなら、先日もスタジオBで見せて貰っていましたが、 衣裳と照明とが加わると、やはり別物。 ふたりの舞踊家による「愛と死」を巡る舞踊は 「ふたりきり」の舞踊であるということが嘘のような 壮大なスケールをもって胸に迫って来ました。 その迫力ある非日常の美しさを伝える言葉など見つけるべくもありません。 是非ともご自分の目で観て、圧倒されて欲しいものです。 このうえなく豪華で、このうえなく濃密な20分間であることだけは確かです。 リハーサル後はホワイエに場所を移して、 金森さんの囲み取材がありました。 新潟の報道各社が揃って参加していたことに、 Noism1新作へと注がれる関心の高さが窺え、 嬉しく感じました。 質疑応答の形で金森さんが語った事柄のなかから一部紹介させて頂きます。 〇今、この作品を作る意味について 「現代の社会は決して明るいものではない。 未来に対して希望を抱けない若者も多いと聞く。 それだけに、人を愛することや、生きることに、 純粋に真っ直ぐ向き合う非日常的な感動が必要な時代なのだと言える。」 〇光を用いた表現について 「そもそも光がなければ何も見えないのだし、 光は舞台にとって最も不可欠な要素。」 「それは生と死、或いはその境界のメタファーであり、 影は実存のメタファーでもある。」