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Noism1最新作 プレス向け公開リハーサル&囲み取材に参加してきました
2017年1月12日(木)の新潟はNoism1新作チラシに2度言及されている「雪」の予報。 そして冬の仄暗さのなか、 あたかも天気予報が律儀に約束を履行しようとでもするかのように小雪がちらつく午後1時、 プレス向け公開リハーサル(スタジオB)とその後の囲み取材(練習室5)に参加してきました。 午後1時からのプレス向け公開リハーサルで見せて貰ったのは、 前回、本ブログで「まだ見ぬ第1部」と書いた、 近代童話劇シリーズvol.2『マッチ売りの話』の一部でした。 どうやら日本であるらしい、古風な、しかし金色の卓袱台が鎮座する家の「内」と これも古めかしい形状の街灯を付けた電信柱が屹立する「外」が同居し、 更に幾つかの時間が混在する、不可思議な時空間。 少女、女性、娼婦、おばあちゃん、双子、弟、遺影、犬・・・そして仮面・・・??? 今回も目に飛び込んでくる情報量は多めで、同時に様々なことが起こっているようです。 アンデルセンの童話というよりも、別役実による同名の不条理劇的要素が濃厚に感じられました。 生来のぼんやりゆえ、「筋」らしきものは辿れませんでしたが、 「昭和」を思わせる、幾分か大袈裟で古臭い感じの音楽が流れるなか、 同シリーズの1作目『箱入り娘』同様に、 コミカルで、ユーモラスな動きが楽しい、 「見ることの愉悦」に溢れた第1部と言えるでしょう。 午後1時30分、公開リハーサルに続き、 場所を隣の練習室5に移して、金森さんの囲み取材が行われました。 交わされた質疑応答のなかから、今作鑑賞のヒントになりそうな 金森さんの言葉を要約して幾つかご紹介します。 「タイトルを『少女』ではなく『話』としたのは、 本作はアンデルセンと別役実を下敷きにしたオリジナル作品であって、 アンデルセンだと思ってこられると訳がわからなくなってしまうだろうから。」 「物語舞踊の第1部と抽象舞踊の第2部を、休憩を挟まず地続き(70分間)でお見せするのは、 多様な価値観が云々される現代、本来共存し得ないものを同時に受け入れ、 その共通項だったり、同時に見ることで何かを感じて欲しいという思いから。 是非混乱しよう。(笑) そしてその後で何を感じるか。 混乱しながら、これを読み解いて欲しい。」 「仮面の使用は一番最後にきたもの。 そう言えば『ホフマン物語』の仮面があるよね、と。