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子育てを「開く」ということ | NewPublic.Today
最近、僭越ながらイベントに講師やトークゲストとして呼んでいただくことがあるのですが、土日の昼間のイベントだったりする時は、なるべく子どもを連れていくようにしています。 実は、過去のあるイベントで一緒に登壇させていただいた方が子どもを連れてきてらっしゃるのを見て、「お、これはなんだか良さそうだ」と思ったのがきっかけでした。 僕は、実家の親との同居も都市と地方に分かれて住んでいてなかなかできない、保育制度もままならない、そういう状態の今の日本で、夫婦だけで子育てを完結することは事実上不可能、または完結しようとすると何かを犠牲にしなくてはならないほどハードルが高い、または極めて効率が悪いと思っています。(効率という言葉をあまり使いたくありませんが。) もちろん最低限のマナーや生きていく上で必要な力は親がきちんと責任を持って教えるべきだと思いますが、それ以外の多様な物事は、誰から教わったっていいと思っています。そして、親の仕事は、多様な人たちや多様な社会のあり方に早くから子どもが触れる機会を増やすこと、そこから何かを感じてもらったり、そこから子どもが何かを教えてもらったりするのを邪魔しないことだと思います。 言ってみれば、子育てを「閉じる」のではなくどんどん色んな人に「開いて」いって、関わってもらう人を増やすこと。 経済・社会・災害など、あらゆることの予測が難しくなっている状況においては、これは子育ての資源を多様化しておくリスクヘッジでもあり、それこそが親の役目だという気もしています。 その視点から考えると、仕事とはいえ多くの人が集まるセミナーやトークイベントは、子どもにとってもすごくいい機会だと思いますし、実際にやってみるとそれ以外にもポジティブな面がありました。 1. 子どもが親の仕事やそこで触れ合う人、そこでのコミュニケーションの仕方に触れることができる