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街の本屋に行こう。「出会うはずのなかったもの」に出会うために。 | NewPublic.Today
年が明けて、よりよく生きるために、いくつか「始めること」と「止めること」を決めました。 そのうちの一つが、「本を電子書籍で買うのをなるべく止める。きちんと本屋で紙の本を買うようにする」というものです。 理由はいくつかあります。 一つには、年末からランニングや筋トレを再開して自分の身体と向き合うにつれて、これまで頭で考えてばかりいた様々な物事について、頭でっかちにロジックばかりになりすぎていたなと反省したことです。身体のことを知れば知るほど、動き一つ、呼吸一つとっても身体と頭が連動していることがわかってきました。であれば、きちんと「身体で感じたり考えたりする」分量を増やしたいなと。「紙の本の手触りを触れば身体で考えたり感じることができる」というのはいかにも安直ですが(笑)、それでも、身体が命令してくるのです。 もう一つの理由は、もっと実際的なメリット・デメリットに基づくものです。電子書籍は確かに便利で、いつでもどこでも本が手に入るし、いくらでもマーカーや付箋がつけられます。が、どうも、それがゆえに、自分の記憶に定着していないなと。マーカーや付箋をひく、しっかり該当部分にひく、ひきまくる。そして安心してその内容を忘れていく。簡単に見返せるのでまた見返す。その度に思い出す。そして忘れる(笑)。 一方で、紙の本は線を引くのはちょっと気が引けるのでページの端を折っているので、それ自体もちょっと面倒ですし、何より気になる箇所を見返すのも大変です。どこが本当に重要な文章か、ページを見返さないとわからない。でも、であるがゆえに、そのページを俯瞰して見返すと文脈が再度理解できるので、結果的に「該当部分の文章だけを読む」よりも、頭に入ることを実感しました。ただのアナログ礼賛ではなく、その方が効率が良い、と判断するに至りました。 そして、せっかく紙の本を買うなら、街にある本屋に行こう、と決めました。