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リンゴのウタをアイツと共に@クラフト小径4th(告知) | YOiCHi Permanent Design Fabric
昨年に引き続き、今年も板柳町でおおおどるしますよー! 今年で第4回目を数える「クラフト小径4th」。全国からたくさんのクラフトマンが集います。いやー、楽しみだ。 昨年のおおおどるはちょっと無理をして、板柳町名産の「りんご」を題材に舞台もやったんだよね。 初めての試みだったし、天候も雨だったりで散々だったけど、本物のりんご農家さんも出演してもらい、おおおどる的なりんごの出来方を表現できたと思う。 たった一度切りの舞台。 人生も一度きりだし、この舞台も一度だけ。おおおどるのコンセプトのもと、再現不可能なものをジワジワと作り上げた。 完成度を上げることには全く尽力しない_笑いかにその瞬間を生きておどり、周りと調和できるかに重点をおいている。 個人的には、こんなにも不安定で、そのくせ揺るぎないものは他にないと思っている。 うーん、マンダム。いや、おおおどる。 そんな舞台を一緒に作ったりんごクリエイターが今年6月、突然この世を去った。 本当に突然すぎて、周囲はとてもざわついているように感じた。 そのときふと彼を想った。 一切の悔いがないことに気がついた。 思い起こせば、彼と出会ってからの3年は、会えるときに会っては様々な話をした。屈託の無いコミュニケーションはとても心地よかった。とても気持ちよさそうに笑う男だった。 昨年には彼とリンゴにスポットを当てたおおおどる舞台も一緒にできたし、なんというか、それ以上がないくらいの友達付き合いができたんだよね。 何よりも彼が作る旨いりんごを食べることができた。 彼が亡くなった日の夜、俺は夢を見た。 雨が降りしきる中、なぜか学ラン姿の俺は彼の家まで歩いて行った。 家に着くと、居間でボーッと座る彼がいた。 白っぽい上下、ハーフパンツにTシャツ姿で彼が出迎える。 「いやー、まさかこんなことになるなんて」 死んだ彼自身が一番驚いていた。 「んだよなぁ 」 「どうすればいいんだべ」 「俺もよくわからねぇ」 お互い感情が無くなったかのような、淡々とした会話が続く。 「でもさ、何かできることがあるんでねぇべが」 「んですね、とりあえず聞こえるんだかどうだかわからねぇけど、嫁さんのそばさ居て、声掛け続けてみるっす」 「んだ、そうすんだ」 彼はなにやら騒がしい台所の方にスタスタと歩いて消えていった。