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長友さんを偲んで【稀代】④ Salon書齋 | ぶ厚い手帳:コピーライター中村禎の場合
そうやねん、そうやねんw と長友編集長 クリネタ27号 Photo by 木内和美 長友さんを偲んで。クリネタらしいBARを紹介する、稀代(ケッタイ)の記事をご紹介します。長友さんと一緒に取材に行ってまとめた記事です。 稀代(ケッタイ)とは、なんだ? クリネタおススメの、いい店、おもろい店 ————— Salon書齋 ————— 「稀代」というこのコーナーを受け持って4回目、どんどんケッタイな店になってきた気がする。場所は神田神保町、古本屋街。地下鉄神保町駅A7出口から徒歩1分。小宮山書店ビル5階。本屋の中にBARがある?古書だけでなく写真や美術品も扱っている、まるで博物館のような、宝探しをしたくなるような、そんなビルの5階にそのBARはある。 小宮山書店ビルは大きなビルなのですぐ見つかった。角を曲がると「ぶらじる」と書いたコーヒー店の暖簾が見える。その脇に緑色のドアのエレベーターはあるのだが、どこにも「Salon書齋」の看板はない・・・。ここのはずなんだけどなぁ・・・。書店のほうが開いていたのでお店で聞いてみることにする。「このビルにBARがあると伺って来たのですが・・・」というと「その階段を上って中2階のエレベーターから5階へどうぞ」と。なんだか秘密の場所に案内される感じだ。(書店の営業時間なら中2階のエレベーターで。書店が閉まる18時半以降は、ビルの横にあった、さっきの「緑のドアのエレベーター」で5階へ。BARの営業時間である17時からは小さな看板がエレベーター外の壁にも掛かります) 父の書斎 5階に降りると小さな表札のような「Salon書齋」の文字。中に入ると重厚なカウンターとスツール。お父さんの書斎にあるようなテーブルと椅子の席。誰かの書斎に案内されたような気分に浸っているといきなり三島由紀夫に睨まれた。写真家細江英公が撮った薔薇刑の三島の顔がドカンと飾ってある。ぐるっと見渡すと「鹿鳴館 三島由紀夫」という直筆、赤で修正の入った原稿用紙、毛筆の手紙などが額装されている。直筆と原稿用紙は三島由紀夫、手紙は夏目漱石が津田青楓に宛てたもの。達筆すぎて内容まで読めなかった。