metaphysicstsushin.tokyo
予言が外れたら、みんなどうするの?『The Prophet's Daughter 予言者の娘』に見る終末カルトとアセンション | メタフィジックス通信
アルマゲドンが来なかった アルマゲドンとは、新約聖書の『ヨハネの黙示録』に書かれた善と悪の戦いであり、世界最終戦争や終末論を意味します。人類の歴史とは、善と悪の対立そのものとも言えますから、世界の終わりがやって来て、悪が滅びるんじゃないかと思う人たちによって、たびたび取り上げられるテーマです。 アメリカに、チャーチ・ユニバーサル・アンド・トライアンファント(Church Universal and Triumphant / CUT/普遍勝利教会)という団体があります。アセンデッドマスターの教えを広める教会です。 そのリーダーであり、"グル・マー(母なるグル)"と呼ばれたエリザベス・クレア・プロフェットは、アセンデッドマスターやスピリットの声をチャネリングするカリスマ的な存在として、多くの信者を集めました。 1990年に米ソ核戦争の勃発を"アセンデッドマスターから伝えられ"、信者たちを連れて巨大な核シェルターを建設したとして、アメリカ現代史上に残る人物でもあります。 『予言者の娘』は、エリザベスの実の娘であり、自らも教会の予言者として活動していたエリン・プロフェットによって書かれた当時の回顧録です。 もちろん、ご存知の通り、アルマゲドンは来ませんでした。シェルターを建設し、その中で待ち続けていた人たちは、どうなったのでしょうか。 ちなみにプロフェットという苗字は、予言者を意味しますが、これは本名だそうです。 ・・・・・・・・・・・・・ 普遍勝利教会の系譜と教え 本題に入る前に、チャーチ・ユニバーサル・アンド・トライアンファント(以後、CUT)の教えについて触れておきましょう。 創設者のエリザベス・クレア・プロフェットは、1958年に設立されたサミットライトハウスの創設者であるマーク・プロフェットの妻でした。彼の死後、1975年に独立して、CUTを設立しました。その教えは、神智学がベースとなっています。[1] [caption id="" align="alignnone" width="1200"] 教会の内部 via Last Best Secret /caption] 神智学の名前は、スピリチュアルの経験がある程度長い人でしたら、必ずどこかで聞くと思います。