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タイムカードと聖域 | Junko Takijiri
始まりと終わり、準備の香り。 This is what rituals of preparation give us: They arm us with confidence and self-reliance. 準備の儀式は、私たちに自信と自立を授けてくれる - Twyla Tharp 1日が香りと共にある。 朝、香りを焚くのは、タイムカードを押すようなものだ。スマートフォンのアラームで耳を、画面の照度を最大にして目を、白湯で舌や皮膚や筋肉を、最後にアロマで鼻を覚ます。ペパーミント、レモン、ブラックペッパーのブレンドオイルの匂いを嗅ぐと電気が走る。会社に一番乗りして照明や機械のスイッチを押してまわるみたいに、ぱち、ぱち、ぱち、とひとつずつONにして、仕事を始める。 ニールズヤードレメディーズが、 "Create an aromatic sanctuary.(香りの聖域を作ろう)" と言っていた。 夜になって眠る時、疲れた時に香りを焚くのは、安らぎの場所に帰るようなものだ。PMSでつらい時は、避難所に駆け込むようなもの。双璧のラベンダーとマジョラムが体をほぐす。朝とは対照的に、定刻の香りを合図に各器官が一斉に仕事を切り上げ、解散し、静まっていく。次の時間、次の日の準備のために。 毎日のルーティーンを見直していたら、私には香りの存在が大きいことを知った。アロマディフューザーは無印の大容量サイズ。小さな机に置くにはやや大きいと思っていたが、タイムカード 兼 聖域と考えれば相応の大きさに見えてきたから不思議である。 参考 Neal's Yard Remedies: Natural & organic health & beauty