horror.3ml.tv
【#和歌山の心霊スポット】 加太砲台 - 色々な噂・・・ 【#恐怖体験】【#怖い話】【#夏のホラー冬のホラー】 | 夏のホラー、冬のホラー
奈良県の端に住んでいた頃の話です。 心霊スポットとは違うのかもしれませんが、異常な地帯だということは住民には有名だったので書いてみます。 そこは有名大企業が買い取り開発した土地として有名で、小高い丘になった大規模の新興住宅地でした。 大きな公園がいくつもあり、若い子供を連れた夫婦らがそこ一帯の建売を購入し住んでいたので非常に活気のある、有名な住宅地でもありました。 ですがいつからか、その住宅地の奥さんたちが変なことを言い始めました。 どこどこのおじいさんが発狂しただとか、変死したのはもう何件目だとか、離婚が何件目だとか、今度はどこの子供が家出したとか。 そんなことはこの大きな住宅地のことなので、何件か続いたりは普通のことだろうと私の両親は笑っていたのですが。 子供だった私は確かに離婚やイジメがやたら多発していることは知っていました。 大きな住宅地といっても密集しているわけではなく、それぞれが高低差を微妙に持って建っているので日当たりでもめることもなく、適度に庭もあるため騒音とかそういったことでもまったくご近所同士で揉めてはいませんでした。 どの家も十分な土地を持っていて同時期に同じメーカーで建っていて、ほとんどが建売なので家で競い揉めるということもなく。 なのになぜかそこに住む、主に奥さん方の余裕がまったくないような状態で、それが子供に伝播しているような雰囲気でした。 普通なら「あの人オカルト好きだよね」などとスルーされ徐々に消えるような話だと思うのですが、やがてその奥さんたちの噂はすっかりその住宅地一帯に浸透し、ついには、全体でお金を集めて祈祷か風水師(当時は今ほど風水なんて流行ってなかったのにです)を呼びたい、というところまで話が煮詰まり始めました。 そんな我が家も、周りには言わないまでも実は夫婦の仲は当時険悪で、傍にすむ親戚との関係まで険悪でした。 イジメの被害はうちにはありませんでしたが、しょっちゅう近所の子供らとは多対多の小競り合いをしていたように思います。 今ではもうその住宅地はスカスカになっています。 もう大半の家庭が子育てを終え、20年以上経った家を捨てて別の家に越していったからです。 それでもまだ数件は売りに出されていますが、買い手は思うようにつかないようです。