yasugimichikusa.com
心やすらぐ安来の味出雲を代表する民藝そば志ばらく | 安来みちくさ便り
地元で愛され続ける安来の味は、ひとたび口にすると、ほっとするおいしさが心に残ります。旅の疲れを和らげに、足を伸ばしてみませんか? 変わらないやすらぐ味 創業は昭和25年。初代前田清さんがそば好きだったことから出雲そばのお店をはじめました。現在は3代目が技と味を受け継ぎ、日々そばを打っています。名物は割子いもかけそば(1枚280円)朱塗りの丸い器に入ったそばに薬味がのり、つゆをかけていただくのが特徴です。 店名は、市川團十郎の歌舞伎十八番の一つ、しばらく(暫)からとったもの。歌舞伎の大ファンだったという初代の文化的な一面がここにも。 そば粉は粗めと細かい粉のブレンドを使用。昆布とイリコでとった出汁に、2種類の醤油を合わせた濃いめのつゆが、香り高いそばの旨みを引き立てます。割子そば1枚から注文でき1人前は3〜4枚。とろろいもの粘りで喉越しがよくなりスルリと食べられる、後を引くおいしさです。そしてあたたかいお蕎麦もぜひ食べて欲しい。出汁を後入れで自分好みに調節できるのもうれしい。自分好みの出汁を思わず飲み干せば、なんだか身も心も暖かく穏やかな気持ちになります。旅の疲れもきっと和らげてくれることでしょう。 おそば以外のサイドメニューもなかなかの充実ぶりです。人気の一品は鰹とイリコでとった出汁とうす口醤油のみで味付けをするというだし巻き(¥380)アツアツのフワッフワをほうばると口の中で出汁の旨味が溢れんばかりに広がります。小さく刻んだ野菜達がミックスされた、かき揚げ風天ぷらは、あたたかいお蕎麦にのせて食べるのもよし、割子蕎麦に合わせるもよし、人気の一品です。 民芸に囲まれた心和む空間で味わう また、初代が民芸を収集するのが趣味だったことから、店内には江戸時代の舟箪笥や八幡焼のお皿など、美しい民芸品がところ狭しと並びます。近所に住んでいた安来出身の陶芸家・河井寛次郎の指導を受けて作りあげたという空間は、まさに民芸そのもの。日常的な暮らしの中で使われてきた日用品の「用の美」を感じながら味わうそばは、また格別です。 カウンター席のほか。座席・テーブル席もあり。小宴会にも利用できる2Fの座席は2部屋あり、足を伸ばしTそばを味わえます。