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白煙もくもく - Inside JUN Auto Mechanic
たまに、白煙もくもくになってるトラックとか見かけませんか? ・・・ 今日のお題は白煙もくもくです。 ・・・・ 白煙もくもくといっても、冬の朝のもくもくではなくて、エンジン系統のトラブルによるもくもくの話です。 ・・・・ そもそも、なんで白煙もくもくになるかというと、 エンジンの燃焼室、もしくはそれ以降の排気管内にエンジンオイルが入り込んでしまい、 それが燃焼するせいで白煙もくもくになるのです。 このもくもくは若干青白く、オイルの焼ける臭いがします。 ・・・・ オイルが入り込む原因は ・シリンダーヘッドから ・シリンダーブロックから ・タービンから と、様々ですが、チューニングカーでよくあるのはシリンダーブロックからとタービンからです。 ・・・・ チューニングカーではピストンの棚落ち、ブローなどが起こることが結構ありますね。 ノーマルのピストンの耐久性ギリギリぐらいまでパワーを上げてしまうと、 ピストンが音をあげて壊れます。 ピストンが壊れればクランクケース側からのオイルが燃焼室内に入り込んで白煙もくもくです。 これは「オイル上がり」ってやつです。 ・・・ タービンからの場合、主にタービンブローで排気管にオイルが流れ込んでしまいます。 ・・・・ ・・・・ これらは軽傷のうちは高負荷、または高回転にならないともくもくにならない場合がありますね。 踏んでるときだけ「ほわっ」と煙が出るぐらいで。 ・・・・ でも、いずれは白煙もくもくになります。重傷になって他に被害が及ぶ前に修理した方がいいです。 ・・ ・・・ ・・・ もう一つのパターンはシリンダーヘッドからですが、 これは主にバルブのオイルシールがいかれてオイルが燃焼室内に流れ込んでしまうことで起こります。 オイル下がりってヤツですね。 オイルシールがダメになってくると、インマニ内の負圧で引っ張られてオイルが下がってしまうのですね。 インマニ内が負圧の時にオイルが入りやすいので、オイル下がりはアイドリングにもくもくになることが多いです。 ・・・ でも、今回はインテーク側ではありません。 確かにアイドリング時から白煙もくもくだったのですが、 エキゾーストポート内を除いてみると・・・・ ・・・・・ ちょっとわかりにくいかもしれませんが、片側のエキゾーストバルブのみオイルまみれです。 どうやらオイルの発生源はこのバルブのオイルシールのようです。 ・・・・ 写真の中央近く、薄緑色をしたまるいのがエキゾーストのバルブオイルシールです。 ・・・・ ただ、今時のクルマがオイルシール不良だけが原因でオイル下がりすることはあまりありませんので、 当然他にも原因があります。 それはバルブガイドです。 例の油まみれのバルブのガイドはバルブとのクリアランスがひろびろで、相当に摩耗していました。 ・・・・ これでは白煙もくもくも頷けます。 ・・・・ 結局ヘッドを降ろしてバルブガイド交換する事になりましたが、 白煙もくもくの修理としては、ヘッドだけで済んだだけまだマシなのかもしれません。 ・・・ ・・・ みなさんも白煙もくもくには十分注意してください。 たまには自分の車の排気ガスの状態を確認しておくのも必要かもしれませんね。 ・・・・ ・・・ 以上、白煙もくもくのコーナーでした。