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ヘッドガスケット交換 - Inside JUN Auto Mechanic
ヘッドガスケット交換。 最近めっきり少なくなってきました。 ・・・ 今日のお題は「ヘッドガスケット交換」なのですが、 いったい何のためにヘッドガスケットを交換するの?という人の為にちょっと説明。 なにしろ、最近のクルマをベースにしたチューニングカーに乗っている人にはほぼ「無縁」の話ですからねぇ。 ・・・・ 今でこそヘッドガスケットといえばステンレス等を使用した「メタルガスケット」がほとんどですが、 昔(?)の車にはカーボン系の素材で出来たガスケットが使用されていました。 で、この非メタルガスケットが何故いけないのかというと、「抜ける」のです。 よく言われる「ヘッドガスケット抜け」、抜けるって、何が?どこから?どうやって? ・・・・ ヘッドガスケットとは、シリンダーブロックとシリンダーヘッドの接合部分にあり、シリンダーヘッドボルトの締結力によって強く結合され燃焼圧力や冷却水、油圧経路のシール(密閉)を確保し、漏れを防ぐ。また、シリンダーヘッドとシリンダーブロックの熱歪みの違いによるズレを吸収する役目も持つ。エンジンのガスケットの中で最も過酷な条件で使用されるガスケットであり、その役割も重要である。ヘッドガスケット抜けとは、このガスケットの主たる役割である「シール性」が失われた状態であり、ガスケットの耐久性を超えた圧力がかかったり、オーバーヒートによるシリンダーヘッドの極端な熱歪みが起こった場合に発生することが多い。ヘッドガスケットのシール性が失われると燃焼圧力が冷却水路に漏れたり、冷却水路と油路がつながり、双方が混合するといった症状が発生する。この状態のまま継続使用するとピストンやシリンダーヘッドの溶解などの重大なエンジン破損につながる恐れがある。 ・・・・長いですね・・・・。 ・・・・ ・・・・ と、いうわけで、ヘッドガスケットが抜けると大変なのです! ・・・ ・・・・なのに、RB26などのRBシリーズや、SR20などは純正ではメタルガスケットを使ってません。 ノーマルタービン仕様なら問題ないですが、タービン交換となればヘッドガスケット交換無しでは怖くて踏めません。 ・・・ ・・・・ こちらが「メタルヘッドガスケット」です。 色々なメーカーから様々な厚みのものが発売されているので、 純正とは違う厚みのものを使って圧縮比を変えることもできます。 ・・・・ ・・・・ ヘッドガスケット交換の場合は、通常シリンダーヘッドだけを取り外して作業します。 取り外したシリンダーヘッドは歪みがある場合があります。とくに直6は長~いので。 必要に応じて面研磨を施し、きれいに洗浄して、 はい、載りました。 ・・・ これで安心してブーストをかけることが出来ます。 ・・・・ 以前はヘッドガスケット交換を行うことも多かったのですが、 シルビアやスカイラインも少なくなってしまいました。 残念なことです。 ・・・ これからガッツリやってやろうと考えてるシルビア、スカイラインオーナーのみなさん、 ヘッドガスケット交換を忘れずに。 大変なことになる前に・・・・・。