Gallien Krueger

SAKANAMON [ARIKANASHIKA] - モリノライナーノーツ

いよいよ明日「ARIKANASHIKA」発売!
ということで”BONJIN-NO-SENCE”的に一曲ずつ解説していこうかと。

長いんで、時間が余ってしょうがない時にでも聴きながら読んでください。


M-1【幼気な少女】

春のワンマンツアー全公演で”新曲"として演奏した曲。そして今年に入って藤森くんが初めて持ってきた曲。
この曲があったから今回のミニアルバムがあると言っても過言ではない。
前作『INSUROCK』が完成になった時点で「次回はもっとロックなサウンドを突き詰めたい」っていう思いがあって、年明けこの曲を貰った時点でその思いが確信に変わった。
それで今回のエンジニア兼プロデューサーの佐藤さんにお願いすることになったんだけど、まずこのイントロのドラムサウンドに脳天ブチ抜かれてほしい。

歌詞に関しては、皆で吟味しながら結局何回も何回も書き直すことになって藤森くんは相当辛かったと思うんだけど、結果としてすごく良い歌詞になった。
“幼気な少女"に振り向いてほしいけど、「どうせ俺なんて」って思ったりもするし、だけど諦めきれないし。
これがSAKANAMONの音楽だなぁって思える。

ちなみにこの曲は最後までリード曲候補でした。
ライブですごく化ける曲になれたらいいな。皆に「やいやいやい」「わぁわぁわぁ」「幼気な少女!」「でんでんでん」「ばいばいばい」叫んでほしい。

イントロのベースラインは最近の自分の中ではかなりお気に入り。
メインのジャズベ→SANSAMP→GALLIEN-KRUEGER RB800→藍坊主藤森さんに借りたORANGE OBC410で録りました。

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M-2【アリカナシカ】

今作のリード曲。ワンマンツアーファイナル@赤坂ブリッツでも披露した曲。
デモで藤森くんが持ってきた段階から、歌詞が抜群に刺さったんだよね。
だからどうしてもワンマンツアーのどこかでは絶対やりたくて。(結局ファイナルだけになってしまったんだけど)
意識的にか無自覚かわからないけど藤森くんがこういう事を歌いたくなってることに意味があるな、と勝手に思ってます。

サウンド的にドラムのキックは実は完全に打ち込みなんだけど、他は生です。
今回のレコーディングでは初めてドラムテック(ドラムのチューニング専門の職人)に入ってもらって、その仕事っぷりに驚愕。
この曲のスネアの音とかメンバー&スタッフで「ヤバイ!!」って言い合ったほど。

ベースはメインのジャズベ→MXR M-80→藍坊主藤森さん借りたORANGE AD200B→Palmer PDI-03で録りました。

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M-3【マザーラインナップ】

これは藤森くんがもってきた時「ネクスト『空想イマイマシー』になれたらいい曲」って言ってた曲。
SAKANAMONの所謂ファニーサイドを担う役割。このアルバムの中で良いスパイスになってる。
仮歌詞の段階で結構ふざけてたから「どうなるかな」って思ってたけど、本チャンの歌詞は俺らの年齢くらいなら納得できてほんのちょっとだけグッとくるような。

サウンドのテーマは"なんちゃって”ジャズです。
よくわかってない人間が「ジャズとかってこんなかんじでしょ?」みたいにふざけてやっちゃうかんじ。

サビ(?)部分でベースはウォーキングベース風なことをやってるんだけど、SAKANAMONの場合複雑なコード進行だから結構大変で。
このベース弾いた時、エンジニア佐藤さんが「天才!」って言ってくれたのが嬉しかった。
メインのジャズベ→MXR M-80→藍坊主藤森さん借りたORANGE AD200BとOBC410で録りました。

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M-4【AGEINST】

元はライブの練習をしている時にふと出た「アゲってAGEだから『A』と『G』と『E』だけで曲作れんじゃない?」みたいなふざけた話で。

その場は笑い話で終わったんだけど、なんとなくそんな事を覚えてて後日一人でドラム打ち込んでベース弾いてギター弾いて作ってみました。
最初のデモでは「ア」と「ゲ」の声をコラージュ的に貼付けるかんじの曲だったんだけど、せっかくワンマンツアーで「アゲコールアンドレスポンス」なるもんやったし、それを取り入れようと。

皆で一つのマイク囲んで「ゲ!」「ゲ!」って言うの最高にくだらなくて面白かったな。(マネージャー江森さん、エンジニア佐藤さん、ディレクター返田さんの声も入ってます。)

自分が作曲者のくせに「こういうおふざけ的な曲を入れるのどうなんだろう!?」ってちょっと悩んだりもしたんだけど、
藤森くんが「オマケ的な曲じゃなく、ちゃんと6曲中の1曲にしたい」って言ってくれたり、
KEYTALK武正が「色んなバンドに持ちギャグみたいなのあるけど、ちゃんと音楽的に曲にしたのは"やられた"と思いました。」って言ってくれたのが嬉しかったし、ちょっと救われた。
ちょっと大袈裟かもしれないけど。

この曲は次のツアーでもキムさんが大大大活躍するだろうからご期待を。皆は「ゲ!」の準備しててもらえばいいです。

メインのジャズベ→SANSAMP(イントロはBOSS SYB-6)→藍坊主藤森さん借りたORANGE AD200BとOBC410で録りました。

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M-5【害虫】

実は個人的にこの曲が今作で一番好きかもしれない。
俺はもともとポストロックが大好きだから、こういうギターリフに惹かれてしまうんだな。
で、このオケに対してめちゃくちゃくだらない事を歌うのが藤森節なんだな。

前述の通り今回ドラムテックのお仕事ぶりが発揮されてて最高のドラムサウンド。
もちろんキムさんのプレイありきで。ビシバシくる。

ベースはピック弾きと指弾き使い分けたりしてます。あと、わかりにくいけどオートワウ使ったりしてます。
メインのジャズベ→SANSAMP→藍坊主藤森さん借りたORANGE AD200BとOBC410で録りました。

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M-6【君のOOをXXしたい】

今回のミニアルバムで一番最初に録った曲。スペシャドラマ「スリーピース」主題歌。
歌詞は藤森くんがスペシャドラマで演じた”元気ちゃん"が元になっている。
最初持ってきた歌詞があまりに普通のラブソングっぽくて、「これじゃわざわざSAKANAMONが主題歌やる意味ないんじゃない?」って話に皆でなって。
そんで次の日持ってきたのがこの歌詞。一同ブッ飛んだ。良い意味でも悪い意味でも「藤森元生はヤバイな」って。

ギターソロはスペシャドラマでも共演したKEYTALKの武正に弾いてもらいました。
音階とか無視の感情が枠に収まらないような、エモーショナルなギターを弾いてもらった。
ドラマの中ではギターを弾けずに終わるたけっちが「気持ちギターで弾けたらいいのにな」の歌詞の後でこれでもかってくらい弾きまくるのが、最高。

ベースはメインのジャズベ→SANSAMP→GALLIEN-KRUEGER RB800→Hartke AK410で録りました。



と、まあザクザクっと書きましたが。
どうでしょう?まだ聴いてない人には早く聴いてほしいし、聴いてくれた人には繰り返し何回も聴いてほしいし。

何気にもうすぐメジャーデビュー二周年なSAKANAMON。
この作品がメジャーデビューのタイミングで出せてたらなぁとかも思ったりするけど、今までのSAKANAMONがあって今のSAKANAMONがある。

第二章SAKANAMONの幕が開いたと勝手に思ってます
「ARIKANASHIKA」は言わばプロローグ。
今作ってるアルバムでも皆を驚かせたいと思ってるんで、お楽しみに。


っと、その前にライブで会いましょう。
よろしく!

My roof starting leaking early this morning, so everything had to come out, Ampeg V4, Earth Superbass B-1000, Univox U200L, GK 400rb, Univox UB250 1x15, Ampeg B-100 (ss combo from the 70’s, sounds amazing for guitar), and lastly my peavey rage (everyone should have one). Not pictured are my Acoustic 450 and 150, my Fender/Sunn 4x12’s, Sunn 6x12 and guitars/pedals. So much gear but still never enough.

My half of the studio room my girlfriend and I share. Behind me is her L-desk, an easel and some other artsy stuff. That guitar rack extends a bit longer. There are four more on it. This is a bit of an old picture too because that marshall head doesn’t work anymore so its been moved to a different room to wither away and in its place there is a Traynor TS-50b that’s on loan from a friend.