Fuji-Klasse-W

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観そびれてたフィンチャーの
「ゴーンガール」を観た
なるほど うわさどおりこわいこわい

でも じぶんの役割を演じながら
じぶんの本質との間で葛藤する
っていう構図は 少なからず
だれにでも身に覚えがあるでしょ きっと

だからこそあの展開は
痛快でもあり 他人ごとじゃないっていう
恐ろしさでもある

白状すれば わたしも夫に対して
わたしがその気になれば地獄に落とせる
しかもそれは赤子の手をひねるごとし
ってどこかで思ってる
(これ誤解まねくな…)

だからとなりで一緒に観ていた夫が
恐怖におののく姿に
正直にやにやがとまらないよね

あなたの望む素直でかわいい奥さんで
ずっといられるかどうかは あなた次第よ

な ん つ っ て

男性の友人が 「女は気分屋」って
肩をすくめて言ってたけど
きっと たぶん そうなんだろう

突如として 黒い雲がたちこめて
海は荒れ うねった波にのみこまれる

理由を見つけようとしても無駄
だって 理由なんてない
あるのは混沌

放っておいてくれるのがいちばん

嵐に立ち向かうのは 命知らずよ
とおり過ぎるのを ひたすら待つのです

いまわたしに見えているもの、
見えていないたくさんのもの。

もっと貪欲にいろんなものが見たいよ。
わたしの眼を邪魔しているフィルターなんぞ、
えいやーと壊してしまえ。こわいけど。

 願わくばノーガード戦法でいきたいのだ。

見えるものすべてを受け入れる
やわらかさと強さを。

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succulents by Ulana Holtz
Via Flickr:
Seoul, South Korea, Fuji Klasse W, Fuji Superia Venus 800