※土曜日は読む人が激減することが判明したので、個人的な話を。 たまに休日に妻が実家に帰ることがあって、そうなると僕の生活って本当にダメダメになっちゃうんです。 まず僕は全く料理が出来ないので(何度もトライしたのですがすごく不味い)、近所のコンビニのお弁当とか定食屋で食べることになるのですが、妻がいないとお昼からビールとか飲んじゃってグダグダになるんです。 さらに僕は趣味が「読書」と「音楽鑑賞」しかなくて、本屋とレコード屋をまわって、それをたくさん抱えて帰ってきて、ワインを飲みながらそれらを読んだり聞いたりしながらあっと言う間に休日が終わるんです。 たぶん独身だったらずっとこのパターンの繰り返しなんです。 でも、そういう男性って未婚既婚に関わらず、たくさんいますよね。 本当は海外旅行に行ったり、話題になっている演劇や落語とか体験したりしてみたいのですが、凝り固まってしまって新しい行動が出来ないんです。            ※ でも、ほとんどの休日はもちろん妻は家にいて、僕が朝起きて犬と遊んでいると「今日は日本民藝館に濱田庄司展を見に行くよ」とか「今は上野の不忍池の蓮の花が見頃だから行くよ」とか勝手に予定を決めてくれているわけなんです。 そして、その妻が選ぶほとんどの「イベント」が僕が普段、全く興味がないものなんです。 僕は美術とか焼き物とか植物とか庭園とか全く興味がないのですが、行くとやっぱりすごくたくさんの発見があるんですよね。 やっぱり中国の皇帝がつくらせた白磁とか鬼気迫る美しさがあったりとか、日本の江戸時代の絵師の技術の高さに感動したりとか、何かと必ず新しい発見があって、僕の堅い頭がグニャリと解きほぐされる感覚が快感なんです。 ちょっと前の日曜日も妻が「今日は銀座に『マダム・イン・ニュー・ヨーク』っていう映画を見に行くよ」と言ったのですが、その日は大雨だってわかってたし、「今日は家でゆっくりしよう」と僕は主張したのですが、当然、「休日の過ごし方の選択権」は僕にはなく、大雨の中、銀座まで見に行ったんですね。 そしたらこの映画がもう涙ボロボロで、「言葉とコミュニケーション」という僕が常日頃考えているテーマを見事に描いている名作だったんです。 で、まあ、「いやあ、大雨の中、わざわざ見に来て良かったよ」と赤い目をしながら、銀座のワインバルで妻に伝えると、「まあ絶対にそう言うと思ってたけどね」と妻は言うわけです。 多くの男性が「凝り固まった一つの生活パターン」や「決まった一つの交友関係」だけで暮らしていると思います。 それだけで満足するのも「アリ」だとは思うのですが、うちの妻のように「無理矢理にでも」違う世界を見せるのも「アリ」だと思います。 ちなみに妻は必ず「それで気づいたことを原稿にして、お金にするように」と言いますが…

よいかんけい

Avatar
そもそもIT業界の人材不足なんてのは大嘘であって、技術者が足りないからなんとかならないかなんて話を聞くと予算が「人月60万円」なんて話がザラにある。60万円は給料ではないので、税金やら経費やら引くとだいたい1/3になると思っていい。昔からフリーランスの年商1000万円はサラリーマンの年収400万円と同じくらいと言われるけれども、実際税金やら保険やらがあるので、人間を雇用すると給料と同じくらいの金額がぽいぽいと出て行くもんなのである。そこに経費がのっかるわけだから年商1000万円=年収400万円程度となるのだ。タイの一般労働者の給与は9000バーツ(およそ3万円)程度、大卒初任給も14000バーツ程度だが、大学を卒業して技術を身につけたITエンジニアを雇おうと思ったら最低でも3万バーツ(およそ10万円)程度はかかる。技術者というのは勉強にものすごいコストをかけてるので、一般の倍くらいの給与がでないと割に合わないのだ。なんせ通信インフラを学んでる人たちは数十万円の機材を私費で購入して実際にいじってたりするし、5000円以上する専門書を数えきれないほど読んでたりする。広めの家に住んで1部屋まるごとサーバルームみたいになってる人もいたりする。実際うちでもコンピュータを10台位稼働させて電気代が6万円突破したこともあった。そういう情報技術者たちを平均年収以下の給与で雇おうとするのはそりゃあ無謀である。勉強するにも金がかかるのだ。情報技術者を育てたいと思ったらまずは金を出す必要がある。人にもよるが情報技術者の娯楽は情報技術を学ぶことなので、お金と時間さえあれば勝手に勉強してたりするのである。そして情報技術を学ぶというのは本当に本当に楽しいことなのである。それを20万円程度の給与と長時間労働で縛り付けようとしたらそりゃ学ぶお金も時間もない。育つわけがないのだ。よく「日本は技術立国だから技術者を育てることが重要」なんてことを言い出す人たちがいる。それは大間違いだ。日本の技術者は他国に比べてもとても優秀で、個々人の力は他の国々の一般エンジニアを見てきた人たちからは信じられないレベルにある。日本語の書籍も充実してるし、ネットでの意見交換も活発だ。日本のプログラマ、情報技術者のレベルはかなり高い。ではなぜ日本はITで世界に太刀打ち出来無いのか。70年前の敗戦を思い出してみるといい。日本の航空エンジニアも船舶エンジニアもとても優秀だった。なのになぜ勝てなかったか。マネジメントができてなかったからだ。ザ・ゴール作者: エリヤフゴールドラット出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2012/09/14メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る日本に足りないのはマネジメントなのである。思い出してみるがいい。LINEは日本のエンジニアが作ったがマネジメントは韓国だ。そしてLINEは驚異的なスピードで世界に広まっていったがサーバが落ちて使えないなんてことはほとんどなかった。あんな速度でユーザーが増えたのにである。Twitter が拡大期にしょっちゅう落ちてたことを思い出すとこれは本当に驚異的な技術である。おそらくライブドアを買収したのもよかったのではないか。ライブドアも以前のトップがテレビで派手な発言をしてアクセスが集中するなどしてたが一度も落ちたりしなかった。日本の情報インフラ技術はまさに一級品である。そしてそうした技術をまとめあげるマネジメントこそが日本に足りないのである。マネジメントの基礎を学ぶのにドラッカーもいいのだが、ザ・ゴールという本もいい。小説仕立てで読みやすいがその基礎がよくわかる。物事の見え方が変わる本である。アジャイルサムライ−達人開発者への道−作者: Jonathan Rasmusson,西村直人,角谷信太郎,近藤修平,角掛拓未出版社/メーカー: オーム社発売日: 2011/07/16メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 42人 クリック: 1,991回この商品を含むブログ (254件) を見るそれからITシステムを受注発注する人たちは「アジャイル」という考え方を学ぶべきであろう。アジャイル・サムライという本がわかりやすく説明している。ITシステム開発における「計画」とは建築のようにはいかず、行ったり来たりしながら試行錯誤のような状況が必要だ。それをどのようにうまくまとめて行ったらいいのかかがわかる本だ。それから重要なのはUNIXという考え方という本である。この本はITに関わるすべての人にとって必読だ。コンピュータはどのように使ったら上手に扱えるのか、ということがわかる本である。これを理解してないと無理筋のシステムを考えだしてひどいことになってしまう。UNIXという考え方―その設計思想と哲学作者: Mike Gancarz,芳尾桂出版社/メーカー: オーム社発売日: 2001/02メディア: 単行本購入: 40人 クリック: 498回この商品を含むブログ (141件) を見るどうもITシステムを発注する人たちというのは「言った通りのものを作ってくれればいい」くらいに考えてる人たちが多いようだ。ソフトウェアというのはそういうものではない。いいですか、あなたの会社にシステムを導入するということは、ソフトウェアを使うということではないんですよ。システムとはITである必要はない。ホワイトボードと付箋紙でもシステムは作れる。そしてそのシステムとは経営そのものなのだ。だから経営者のみなさん、まずはITとマネジメントを十分に学んだ人材を年棒1000〜2000万くらい出して雇ってください。そしてその人物を役員会のメンバーにするのです。さらにその人物に権限を移譲し、エンジニアを数名雇い入れてください。そしてできあがったチームから、全部署に人員を派遣し業務を実際にやらせて改善案を出させるのです。それがシステム設計の第一歩です。業務を十分に理解し、会社という組織をどこへ導いたらいいのかわかる人材を内部に抱え込むのです。そうしてシステムを作り始め、ITシステムが必要になったら十分なスキルを備えたソフトハウスに発注してください。内部に作ったチームはアジャイルでいう「顧客」になります。彼らが外部のエンジニアたちを正しく導いてよいシステムを作ってくれることでしょう。開発が終了したらメンテナンスは内部チームがやれます。協力会社にとっても手離れがいいのはよいことです。そうして作られたシステムは、想像を遥かに超える生産性を叩きだすだろう。マネジメントというのはそういうものである。いいですか、日本に必要なのは「マネジメント」なのです。技術者は十分に育ってるのです。マネジメントがクソだからみんな逃げ出したり死んじゃったりしただけなんですよ。そう、あの葬式で若くて優秀でみんなに期待された息子が早世した母親の顔を、俺は二度と忘れない。殺したのは、あいつらだ。
歴史上で最も大きな音とされているのは1883年のクラカタウの大噴火によるものであり[6]、 160km離れた地点での音圧レベルは 180 dBだった。
Source: Wikipedia
紙の新聞は、家に転がっていた。あるいは、親が子供に、新聞受けに届いたそれを取りに行かせた。子供は、それを読んで、新聞のニュースに馴染み、それを必要とする大人に育っていった。 有料化されたウェブサイトの新聞記事を子供が読むことがあるだろうか。

(via otsune)

俺は日本人だが大学生になって日本政府と今の制度を作った大人たちを 全員死刑にしたいくらい恨んでいる。 特に公務員を恨んでいる。 理由は、大学にくればわかる。 日本人学生は何も補助がない。 中国人学生は15万円の補助と学生寮ほぼ無料と食費無料。 俺のお父さんは一生懸命お米つくっておれを東京の大学に入れてくれた。 だから今の中国人ばかりを優遇する制度をつくった大人を許せない。 憎む。憎む。憎む。
男子が草食になったのではなくて、女子が肉ではなくなったのだ。 という意見を目の当たりにして驚愕した。
ある図書館でわたしの本が10人に借り出されたと聞けば、わたしは10冊分の印税がふいになったとは考えない。10人の読者ができたと考える。そしてそのうちのただのひとりにも、次は買おうと決意させることができなければ、それは作家としてのわたしの負けだ。
Avatar
二人の若い大学生が、いっぱしのサラリーマンのかたちをして、ぴかぴかするアンドロイドのスマートフォンを持って、都心からは少し離れた、低中層のオフィスビルがぽつぽつとあるエリアを、こんなことをいいながら、あるいておりました。 「ぜんたい、ここらの企業はけしからんね。ろくに求人もしていやがらん。なんでも構わないから、早くトントンと、面接をすすめていきたいもんだなあ。」 「グループ討論で、アホウなFランクの学生のバカなセリフなんぞを、ちょっと気の利いたセリフで論破したら、ずいぶん痛快だろうねえ。顔を真っ赤にして、しどろもどろになって、それからどたっと倒れるだろうねえ。」 二人がそれぞれ持っていたスマートフォンが、二つともいっしょにフリーズを起こしたかと思うと、しばらくたって、ぶちっと電源が切れてしまいました。 「じつにぼくは、二万四千円の損害だ」と一人の学生が、そのスマートフォンの電源をさわりながらいいました。 「ぼくは二万八千円の損害だ。」と、もひとりが、くやしそうに、あたまをまげていいました。 はじめの学生は、すこし顔いろを悪くして、じっと、もひとりの学生の、顔つきを見ながら云いました。 「ぼくはもう戻ろうとおもう。」 「さあ、ぼくもちょうど寒くはなったし腹は空いてきたし戻ろうとおもう。」 「そいじゃ、これで切りあげよう。なあに戻りに、ネットカフェで、リクナビでプレエントリーを十社もしておけばいい。」 「マイナビもでていたねえ。そうすれば結局おんなじこった。では帰ろうじゃないか」 ところがどうも困ったことは、どっちへ行けば戻れるのか、いっこうに見当がつかなくなっていました。 風がどうと吹いてきて、道路標識はがたがた、街路樹はかさかさ、立て看板はごとんごとんと鳴りました。 「どうも満たされたない気がする。さっきから心が満たされなくてたまらないんだ。」 「ぼくもそうだ。もうあんまりあるきたくないな。」 「あるきたくないよ。ああ困ったなあ、何か内定がほしいなあ。」 「ほしいもんだなあ。」 二人の大学生は、ざわざわ鳴るビル街の中で、こんなことをいいました。 その時ふとうしろを見ますと、立派な一軒のビルがありました。 そして玄関には RECRUITMENT採用募集中WILDCAT Inc.山猫株式会社 という札がでていました。 「君、ちょうどいい。ここはこれでなかなか採用してるんだ。はいろうじゃないか。」 「おや、こんなとこにおかしいね。しかしとにかく何か採用面接ができるんだろう。」 「もちろんできるさ。看板にそう書いてあるじゃないか。」 「はいろうじゃないか。ぼくはもう何か内定がほしくて倒れそうなんだ。」 二人は玄関ホールに立ちました。玄関ホールは吹き抜けで照明も明るく、実に立派なもんです。 そしてホールの真ん中に標識がたって、そこにカラープリンタで印刷した字でこう書いてありました。 「エントリーシートは不要! わが社はどなたとでも面接します! 学歴や点数にこだわりません! どうか面接にきてください! 決してご遠慮無用です!」 二人はそこで、ひどくよろこんでいいました。 「こいつはどうだ、やっぱり世の中はうまくできてるねえ、ここのところなんぎしたけれど、こんどはこんないいこともある。この会社は手ぶらでも面接してくれるんだぜ。」 「どうもそうらしい。決してご遠慮無用ですというのはその意味だ。」 二人は玄関ホールの奥の戸を押して、なかへ入りました。そこはすぐ廊下になっていました。そこにあった掲示はこうなっていました。 「ことにコミュニケーションスキルの高いお方や若いお方は、大歓迎いたします」 二人は大歓迎というので、もう大よろこびです。 「君、ぼくらは大歓迎にあたっているのだ。」 「ぼくらは両方兼ねてるから」 ずんずん廊下を進んで行きますと、こんどは水いろのペンキ塗りの扉がありました。 「どうも変な会社だ。どうしてこんなにたくさん戸があるのだろう。」 「これはシリコンバレー式だ。新しいIT企業はみんなこうさ。」 そして二人はその扉をあけようとしますと、上に黄いろな字でこう書いてありました。 「当社は採用の多い企業ですからどうかそこはご承知ください」 「なかなか採用しているんだ。こんなところで。」 「それあそうだ。ちゃんとした企業は不況でも人材確保につとめるもんだ。」 二人はいいながら、その扉をあけました。するとその裏側に、 「採用はずいぶん多いでしょうがどうか一々こらえて下さい。」 「これはぜんたいどういうんだ。」ひとりの学生が顔をしかめました。 「うん、これはきっと採用があまり多くて面接が手間取るけれどもごめん下さいとこういうことだ。」 「そうだろう。早くどこかへやの中にはいりたいもんだな。」 「そして面接のテーブルに座りたいもんだな。」 ところがどうもうるさいことは、また扉が一つありました。そしてそのわきに棚があって、そこには同じ本が何冊も置いてあったのです。 扉には赤い字で、 「面接にこられた方は、ここで社長の書いた経営論の本を読んでください。」 と書いてありました。 「これはどうももっともだ。経営者の考え方をしらないと社員としてもこまるからな」 「だいぶしっかりしている会社だ。きっと社員はみんな夢にむかってがんばっているんだ。」 そこで二人は、その経営論の本をじっくりと読みました。 そしたら、どうです。経営に役立ちそうなことは何も書いてありませんが、社長のかっこいい武勇伝ばかりが書いてあって、そいつを読むだけで頭がぼうっとかすんでいくようでした。読み終えると、風がどうっと室の中に入ってきました。 二人はびっくりして、互によりそって、扉をがたんと開けて、次のへやへ入って行きました。早く何か面接でもして、自信をつけて置かないと、もう途方もないことになってしまうと、二人とも思ったのでした。 扉の内側に、また変なことが書いてありました。 「どうか社訓を大きな声で朗読して下さい。」 「どうだ、読むか。」 「仕方ない、読もう。たしかに社訓をちゃんと覚える必要があるんだ。内定を得るためには。」 二人は廊下の壁のいたるところに貼ってある十箇条の社訓をこれでもかというほど大きな声で読み上げました。 また黒い扉がありました。 「会社のために一生懸命働きましょう。やる気を出せばできないことなどありません。」 「そうだ。さっきの本で社長がいっていたとおりだ。」 「そうだそうだ。できないことなどあってたまるか。」 扉の裏側には、 「我が社は能力主義です。努力は絶対に報われます。」 と書いてありました。 「なるほど、真面目に働いていないやつに給料をやるという法はない。」 「いや、よほどみんな真面目に働いているんだ。」 二人はしきりに感心しました。 すこし行きますとまた扉があって、その前に泣き崩れている女性社員が一人いました。扉にはこう書いてありました。 「この女は給料泥棒です。自分の無能さを棚に上げて労基に通報しようとしました。どうかみなでこの女をまっとうにしてください。」 「まっとうにしてくださいというのはどういうんだ。」 「これはね、きっとこの女が会社の方針を理解していないんだ。大きな声で怒鳴りつけてやろう。」 「そういうのはパワハラというのではないのかい。」 「なに、これはパワハラにはあたらんさ、指導だからな。愛の鞭というやつだよ。」 二人は口々に社員の無能ぶりをののしり、その社員に反省書を書かせ、さらに社訓を千回いわせました。それでも二人のストレスはまだ残っていましたから、おまけでこの生気のない社員をけりとばしました。 それから大急ぎで扉をあけますと、その裏側には、 「この男は職場放棄をしたバカ社員です。伯父の葬式があるといって会社をさぼりました。どうかみなでこの男をまっとうにしてください。」 と書いてあって、泣き崩れている社員がここにもいました。 「そうそう、こんなふうにプライベートが大事だといって仕事を真面目にしないバカがいるよね。そんなやつがいると会社が滅んでしまう。ここの会社はじつに仕事を真剣に考えているね。」 「ああ、細かいとこまでよく気がつくよ。ところでぼくは早く何か内定がほしいんだが、どうもこうどこまでも廊下じゃ仕方ないね。」 するとすぐその前に次の戸がありました。 「内定はもうすぐでます。十五分とお待たせはいたしません。すぐ働けます。その前にそこに置いてある紙をシュレッダーにかけておいてください。」 そして戸の前にはたくさんの紙とシュレッダーが置いてありました。 二人は紙をシュレッダーにかけはじめました。 ところがどの紙にも、「辞表」とか「退職願」という字が書いてありました。 「この紙はなんで同じような字ばかり書いてあるんだろう。どうしたんだろう。」 「まちがえたんだ。きっとどこかのバカがコピー機の枚数の設定をまちがえたんだろう。」 二人は扉をあけて中にはいりました。 扉の裏側には、大きな字でこう書いてありました。 「いろいろ要望が多くてうるさかったでしょう。お気の毒でした。もうこれだけです。どうか絶対に我が社で働くとの誓約書を書いてください。」 なるほど印刷された誓約書と字を書くための机は置いてありましたが、こんどというこんどは二人ともぎょっとしておたがいに顔を見合せました。 「どうもおかしいぜ。」 「ぼくもおかしいとおもう。」 「たくさんの採用というのは、どんどん社員が辞めるから採用してるんだよ。」 「だからさ、ちゃんとした企業というのは、ぼくの考えるところでは、ちゃんとした企業は、社員を使い捨てにするのではなくて、しっかりと育てていくものなんだ。だけど、社員がどんどん辞めて、新しい人間をどんどん採用するということは、これは、その、つ、つ、つ、つまり、ぼ、ぼ、ぼくらが……。」がたがたがたがた、ふるえだしてもうものがいえませんでした。 「その、ぼ、ぼくらが、……うわあ。」がたがたがたがたふるえだして、もうものが言えませんでした。 「ブラックきぎょ……。」がたがたしながら一人の学生はうしろの戸を押そうとしましたが、どうです、戸はもう一分も動きませんでした。 奥の方にはまだ一枚扉があって、 「いや、わざわざご苦労です。大へん結構にできました。さあさあ我が社におはいりください。」 と書いてありました。おまけに戸の中からはきょろきょろ二つの青い眼玉がこっちをのぞいています。 「うわあ。」がたがたがたがた。 「うわあ。」がたがたがたがた。 ふたりは泣き出しました。 すると戸の中では、こそこそこんなことをいっています。 「だめだよ。もう気がついたよ。誓約書にサインしないようだよ。」 「あたりまえさ。書きようがまずいんだ。あすこへ、いろいろ要望が多くてうるさかったでしょう、お気の毒でしたなんて、間抜けたことを書いたもんだ。」 「どっちでもいいよ。どうせあいつらも、すぐに使いすてにするんだ。」 「それはそうだ。けれどももしここへあいつらがはいって来なかったら、それはぼくらの責任だぜ。」 「呼ぼうか、呼ぼう。おい、学生さん方、早くいらっしゃい。いらっしゃい。いらっしゃい。勤務地も用意してありますし、制服ももう準備しておきました。あとはあなたがたを働かせるだけです。はやくいらっしゃい。」 「へい、いらっしゃい、いらっしゃい。アットホームで暖かい職場ですよ。それに自分の夢をかなえられる場所ですよ。ノルマはありませんから、とにかくはやくいらっしゃい。」 二人はあんまり心を痛めたために、顔がまるでくしゃくしゃの紙屑のようになり、お互にその顔を見合せ、ぶるぶるふるえ、声もなく泣きました。 中ではふっふっとわらってまた叫んでいます。 「いらっしゃい、いらっしゃい。そんなに泣いては折角の仕事もできないじゃありませんか。へい、ただいま。じきもってまいります。さあ、早くいらっしゃい。」 「早くいらっしゃい。社員みんなが、お二人のご活躍を待っています。」 二人は泣いて泣いて泣いて泣いて泣きました。
734 :名無しさん@HOME:07/10/16 01:43 0 ID:?一言で言うと相手を信用する。それが秘訣。 今まで妻の言動に腹が立つ事がよくあったのだが、ある本を読んで、その中に書いてあった、 「その人と全く同じ人生を歩んだら、まったく同じ行動(ここでは腹立たしい言動)をするだろう」 という内容。たまたま、自分はその人とは違う人生を歩んだだけで、同じ立場ならきっと同じ事を するだろう、と。 それを意識するようになって、妻の話をよく聞くようになった。 するといつも彼女は懸命に生きて、懸命に物事をこなしていることに気がついた。 どんなに腹立たしい事があっても、それに至る理由をよく聞くと、なるほど俺でもそうするだろうなぁ と思う。いつ聞いても最後には納得できる答えが返ってくるんよ。 そのうち、聞くのがめんどくさくなってきて、どんな事があっても、いちいち理由を聞かなくても、 ああ、それなりの理由があるんだな、と思うようになって、生活から俺の(妻に対する)怒りが消えた。 なにがあっても怒らなくなった。だって、必ず俺を納得させる理由があるんだもん。 つまり、妻を全面的に信頼、肯定している形。 そういう俺に対し、妻も同じ態度で俺に接するようになり、この人はどんな時も私の味方なんだ、と 自信をつけた様子で、どんな事も相談してくるようになった。妻からの完全な信頼を感じるようになった。 ここに書き連ねたらキリがないほどの好ましい循環が始まり、精神的な結びつきを強く感じるようになった。 相手を変えるより自分を変える、この言葉を確かなものとして学び取った気がする。

)

これは自分向けに書かれてるのでは、と錯覚。

(via tanakamp) (via iyoupapa) (via dewtruth)

(via kaiteki61) (via hazime1373) (via biggarden)

(via goboh) (via scudroid) (via coolsurf)

(via westbug) (via mxcxrxjapan) (via usaginobike) (via usaginobike) (via a2onaka) (via kogiso-annex) (via dc-ep)

これが全くできなかったせいで別れたカップルを20組は知ってる。みんな相手の誠意や善意を前提に話聞いてないの。「私(俺)に対していいかげんだからそんな決断をする」とか思うらしい。

(via jan3rdmix)

Avatar
タイトル:既婚の男性が女性と二人きりで食事
トピ主名:Hage田ゲス子
本文:初めて相談します。知人の既婚男性が女性と二人きりで食事をしていたことが、男性のBlogから分かりました。状況を整理すると、
・普段は男性のお付きの人がいるのにその時は読んでいない
・身長150cm台の女性の友人と二人っきりで食事
・普段着はデニムなのに、仕事の都合でスーツを着用
・その女性は、予約していたお店に入れなかったことに泣いてしまった
・知人男性は、それを見て憤慨し、お店の人と喧嘩調でやりとり
・場所は銀座の隠れ家的イタリアン&ワインバー
...
Avatar
酒を飲むのは時間の無駄、 飲まないのは人生の無駄。

中国のことわざ (via uzu)

Avatar
・JRのキップは無料で何度も「途中下車できる」 JRの乗車券は、走行距離101キロ以上の乗車券のみ途中下車が何度も可能です。つまり、途中下車をしても乗車券をJRに渡すことなく、何度も使い続けることができるんです。「何度も」とはいっても、乗車券の有効期限内のみ有効です。有効期限は200キロごとに増えていき、200キロまでなら2日間有効、400キロなら3日間、600キロなら4日有効になります。 たとえば東京から京都までの乗車券を持っていれば、途中の静岡で途中下車してホテルに泊まっても翌日続けて乗車券を使い続けることができます。気になる人は、細かいルールがありますのでJRサイトをご覧ください。