“俺が東京の色んな街に出て行くときは、だいたいラーメン屋を探しに行くときで。そうなると、自分が住んでる街から離れても出向くようになるんですよ。 神田に「半チャーハン発祥」を標榜している店が2軒くらいあるんですけど、それを探しに行ったときに道に迷って問屋街みたいなところに行ったんです。大通りに行けばすっごい人、車……賑わっている。みんな仕事をしている。しかし、それがちょっと問屋街の通りに入れば「シーン……」としてるんですよ。 「ミーン! ミーン! ミーン!」っていうこうセミの声、それで昼時、その色んなお店の中から「シャンシャンシャン、シャンシャンシャン、なんとか商業、4番バッターのなんとか君」とか、高校野球の中継が聞こえるんですよ。あの喧騒の、あくせくみんな働いてすごい盛り上がってる商業都市のど真ん中で。「ここはいったいどこなんだろう」と思いましてですね。みんな穏やかに商売をしてるんですけどね。「ドッスン!  ドッスン!」とかって、ランニングを着たおじいさんが、ダンボールを厳かに積み上げてたりするんですけどね。 それで、「チャリン! チャリン!」って自転車で通ったまた別のおじいさんに「なんとかちゃーん」って会話をひと言、ふた言話して通り過ぎていく。みんな顔馴染み。仕事は厳かにしている。でも、その一本通りを出れば、「プー! プー! プー!」って鳴ってる。 ここも昔から続く東京の街、人々の暮らしなのか、っていう。 そういう問屋街みたいなところに入ったら、スタンリー・キューブリックの映画の中に入ったような、そういう感覚になりますよ。 ”

特集「ロックな東京を探せ」向井秀徳 |WEBマガジン e-days「イーデイズ」

“”—お客さんがどういう反応するか想像しながら作るんですね。 想像しながら作るというか、無我夢中になってるんで、私の世界ですよ。どれだけ自分に突き刺さるかっていうことを目指してやってますから。それがある程度形になった時に、すごく達成感があるわけですね。すげえいいなあ「自分」って。 ——やっぱり自己陶酔型なんですね(笑)。 完全にそうですね。ひとりよがり以外の何物でもないですね。それを分かっているから、独りよがりのまま終わらせたくないわけですよ。それを人にぶつけてやりたいっていう欲求がふつふつと沸き立ちあがってくるんですよ。だから、作品を発表したり、ライヴの場に出て行ったりするんですね。例えば、保母さんだったらどんな気持ちになるかなって。 ——ものすごい具体的ですね(笑)。 例えば、外資系のバイリンガルの、ちょっとつーんとした表情の女性だったらどういう顔をするかな、どういう気持ちになるかな、とかね。鳥取の海べりの街に住む女子高生だったら、どんなことを言ってくれるのかなとか、色々な想像をしますよ。 ——女性限定なんですか? 全部女性ですね。男性はそんな意識していないですね、どうだっていいというか(笑)。 ——半分ネタで半分本気ですよね(笑)。例えば、ラモーンズだったら、常に同じ感じですよね。あれも美学だと思うんです。ZAZEN BOYSはどういう風になっていくんでしょう。 ラモーンズのスタイルは、ラモーンズじゃないですか。サウンドを聴いたときに、「これは誰でもない、ラモーンズだ」っていうオリジナリティが、私は素晴らしいと思いますね。そういうロック・バンドになりたいと常々思っていますね。ツェッペリンでもいいし、ポリスでもいいだろうし、エレカシでもいいだろうし。その人たちにしかできない、非常にえぐいくらいに、うざいくらいに記名性が高いものというか、個性ですね。そういうものにしたいなって思ってるんです。 ”

[ototoy] 特集: ZAZEN BOYS『すとーりーず』/ 向井秀徳インタビュー

Soundtrack To Murder

Kimonos

Kimonos - Soundtrack To Murder

I’m in love with the “warring head to head”-part (2:46). Wish it was longer.

Also I’m pretty sure I’ve uploaded the whole album soon. 

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