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Sign upBehind the Scenes Oriental Fantasy : ETRO 2013SS Milan Collection
またこの瞬間がやってきた、1年ぶりに「ETRO(エトロ)」のバックステージに自分が存在していると実感する時が。
場所は以前と同じ、via Piranesi 14番地にあるPalaghiaccio。
外の喧噪とは裏腹に、そして大抵の予想とは異なり、バックステージは意外にも静寂な雰囲気に包まれていた。
ハンドペイントによる花鳥風月のプリントや、色鮮やかな美しいカラーパレット、オリガミやキモノ、柔道を連想させるフォルムやカッティングを見ると、今回はオリエンタリズムが起源になっていることがわかる。
特に、そのプリントの華やかさといったら!
それでは、Veronica Etro(ヴェロニカ・エトロ)によるファンタジーの舞台裏へようこそ!



後ろ姿のリボンの結い方や、直立不動のごとく微動だにしないストレートのポニーテール。
端整にまとめられたヘアスタイルには、日本古来の礼儀作法や凛とした佇まいを感じさせるものがある。
サイドのテクニックに加え、これがなんだか妙に気になる新しいヘアスタイル、でもある。







プリントの華やかなイメージを強調するという意味でも、デザインはごくシンプル。
和服からもインスピレーションを得ているせいか、ゆったりとしたシルエットのものも目立つ。
キモノスリーブのロング丈トップス、ワンショルダーのドレスなど、どれも洗練され尽くした大人の女性のための服だ。
色と色が奏でる明るいハーモニーも春らしくていい。






ショー開幕直前、インタビューを受けるヴェロニカ・エトロ。
そういえば数ヶ月前、銀座のETROショップで開催されたアルニカコレクションのパーティで、エトロ家長男のヤコポ氏と親しくさせていただいたのだが、彼女はそのヤコポ氏の妹にあたる。
ファミリー経営が多いイタリアならではの、家系が育んできた伝統と美意識。
その奥深さは、間近で見るともう良い意味でぞっとする。
最後に、バックステージで姉御肌だったスーパーモデルのマグダレナのオフショットもどうぞ(笑)。




Yoko Kondo/Fashion editor & Journalist(近藤陽子/ファッションエディター&ジャーナリスト)